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良いネットワークプレーヤーを手に入れたら気になってくるのがネットワーク周り。
ハブについてはDelaNuPrimeについてご紹介したことがありますが、LANケーブルはどうなんでしょう。

LINN DSMには「LANケーブルのご注意」という注意書きが同梱され、シールドなしのケーブルを使ってくださいと書かれています。プラスチック端子のごく普通のLANで十分イイ音がするよ!ということではなく、外来ノイズの問題が絡んでくるため、注意を喚起しているのです。

たとえば金属のプラグやシールドがしっかり施されたケーブルでは、気をつけないと、製品がLANケーブルでネットワークに繋がることで、他に繋がったTVやPC、NASとグラウンドが繋がってしまうことがあります。そうすると望まない外来ノイズまでプレーヤーにいってしまう。

「気をつける」のは、シールドやドレインが金属端子に片側のみ接地され、片側が未接地であること。そうすれば、ハブやルーター、PC、ネットワークプレーヤーはノイズの縁は切れます。(わかりやすいのはAIM電子のモデルNA5のLANのページNA5のLANのページ

こうした作りのLANケーブルをお求めになられることをお勧めします。わかっている範囲では、AIM電子のこのNA5モデル、Ansuz全般。CHORDのepicより上のモデルや、武藤製作所のものは受注発注で片側のみ接地と指定が可能です。

接続は、矢印の先が接地の場合、上図のようになります。

両端が接地されてしまっているものは、安いプラスチックのLANに比べて確かにSNが良くなる感じですが、音場が狭くなったり、高さがなくなったりします。これは外来ノイズをもらっているため。

オーディオ用LANをご検討の場合は、是非一度立ち止まって、確認してみられてください。

(竹田)

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