music

澤野工房からの7月の新譜は、暑い夏の日に、ライムを絞ったサンペレグリノを出されたような爽やかな1枚。(フランスのアーティストですが、何となくペリエというよりサンペレグリノ)

As It Comes/ドミニク・フィヨン・トリオ
澤野工房さん、また新たな素敵なピアニストを発掘。
そして聴きながら不思議なのは、大石さんのピアノは確かに日本、というか「禅」というか「和」を感じますし、パオロ ディ サバティーノには、イタリア人のやんちゃさと底抜けの明るさを感じます。
そして、今回のドミニクさんには、「フランス」という国の根っから一筋縄ではいかない感じが出ているように感じます。爽やかなんだけど、ちょっとクール、ちょとニヒル。演奏の奥行きを辿って行くと、フランスに行き着きそうな・・・。
思い込みかもしれないですが、なんとなく面白いものです。

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