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お店の夏休みと別に数日夏休みいただいておりましたが、なんとなく旅行という気分でもなかったので、家で映画三昧していました。

・スキャンダル
数年前の米国大手TV局FOXのトップのセクハラスキャンダル事件を題材に。実話に基づく。
(女優さんの化粧の濃さと肌の悪さが目につく、、)

・1917 命にかけた伝令
第一次大戦時西部戦線において、ドイツ側のとったアルベリッヒ作戦の情報を得た英国が、連絡の途絶えた進撃中の前線に攻撃中止の伝令を届けるよう、若い上等兵2人を送り込む。その2人の動きを全編ワンカットに見えるように撮った映画。
監督が自分の祖父から聞いた話を元に映画化したもの。

今の時代では考えられない状況です。命をかけて伝令を運ぶって。映画としては、大画面で見たかった。カメラワークがすごい。ちょっとゲームのRPG感覚にも陥るけれど。

・アデーレの帰還
戦時下、ユダヤ人迫害によって取り上げられたクリムトの描いたアデーレの肖像画。
アデーレ本人の血縁のユダヤ系オーストリア女性(戦時中アメリカに亡命)が、所有権を主張しオーストリアと国を跨いだ裁判の末、所有権を勝ち取るという実話。
これも、近代になってからの2006年の実話。

丁寧に描かれています。戦争の影響は本当に広く根深く。


あとは、音楽満載のコメディのブルースブラザーズに、TV録画のジブリのコクリコ坂や浅田次郎の日輪の遺産の映画化したもの。

旅行も行かなかったし、先週の日曜日半沢直樹がなかったものだから、いじめるようにしてTVっ子していました。

しかし、最近ホントに「実話に基づく」とか、「一部フィクションだけど、大方実話」みたいなのがホントに多い。事実は小説より奇なりだからなのか、
戦争や社会問題をより多くの人に伝えていかないとという気持ちからか、、

はたまた、映像でなんでもできるようになったり、時間の流れが早い今は、時間をかけたカメラワークよりも、映像内容俳優と三拍子揃わないとなのか、

色々忙しい世の中です。
高峰秀子の「にんげんのおへそ」というエッセイで、スターも裏方も、当時の映画人たちというのは、生々しく生きているなぁと感じます。

歴史にまなぶ1週間でした。
明日から仕事!!
早寝します。
(竹田)

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