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この時期とても嫌なのが静電気。
暖房などの影響で、室内が乾燥する秋・冬には毎年悩まされます。

最近私はエレベーターのボタンやオーディオ機器に触ろうとするとほぼ8割くらいの確立でバチっときてしまいます。
この現象は、常に動いていて摩擦などにより+の電気を帯電している人間が、―の電気を帯電しやすい金属に触れるため、そこで放電が起きていることによってなる現象です。

調べてみて驚きましたが、放電して痛みを感じるのは最低でもなんと3kV(千ボルト)。その電流の流れる時間は1億分の1秒程度ということで、あっと言う間ではありますが考えると怖いですね。

この静電気は痛いだけではなく、オーディオ機器にもあまり良い物ではないようです。
例えば、プレーヤーのトレイを開けようとしてボタンに触れたときにパチっとくる⇒そのあとトレイを閉めようと思うと操作が効かなくなってしまう。
これは一時的に電流が流れて、機器の保護回路が働くためだそうなので一端電源を切ると元に戻ってくれます。
幸い機器からはアースが落ちていて電機の逃げ道があるので故障したりということはないようです。

お店では、なるべく静電気状態を無くすために時々霧吹きや加湿器で潤いを与えるようにしています。
極度の乾燥状態は音にも悪影響。
是非皆様もお試しになってみてください。

本日は最近教わったことの復習でした。

田中

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