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NuPrimeってご存知ですか?
「?」と思われた方へ。
まずはこのお話しから・・

アメリカ西海岸に本拠を置く、新進気鋭のオーディオメーカー「NuForce」。

小型、パワフル、クリアネスを兼ね備えたアンプを世に送りだし、
数年前に日本へ鮮烈な登場をして以来、サウンドクリエイトでは多くのお客様へ
製品をご納品させて頂きました。

NuForceの当初の製品は3つ、プリメインアンプ「IA-7E」、プリアンプ「P-8」、
そしてパワーアンプの「REFERENCE9V2」。
20cm×40cm×5cmの小型のBOXが、B&W/802DやPIEGA/CL90Xなどを悠々と鳴らしているのに、
衝撃を受けたのを覚えています。

その後、ホームシアターやビギナークラスの製品まで幅広く
次々と独創的な製品が発売されて、広く全国的に知れ渡っていきました。

、、あれから数年。まさか、またあの衝撃を受けるとは。。

そろそろ本題です。
「NuPrime」は、「NuForce」のピュアオーディオ部門が独立して誕生した
いわば「NuForce」のハイクラスブランドです。

設立当初に比べると何倍にも規模が大きくなったメーカーでは、
エンジニアが多数の製品の開発を余儀なくされることも多く、
すべてのカテゴリ製品を一手に担うということも珍しくありません。

そんな中、NuForceの共同創始者で前CEOのJasonLim氏は、
「ピュアオーディオ」のカテゴリ製品を別ブランドとして確立して、
製作者とユーザーが採算度外視でパーフェクトな製品を創っていきたいとの思いで、
ブランドを分けて明確にする目的の元、プロジェクトが始動したとのこと。

その第一段の製品、「IDA-16」
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まず何より潔いこの外観。かっこいい・・
いままでのNuForceの薄型で先鋭的なデザインをそのまま踏襲しています。

入力の仕様は、同軸デジタル×②、光デジタル×②、アナログ(RCA×①)、そしてDSDも11.2MHzまで
対応したUSB入力と、シンプルでいてすべて揃っているという感じです。
出力の仕様は、光デジタル×①、アナログ(RCA可変)×①で、サブウーファーや
外部DACへの接続も考えられています。

そして気になる内部は、、
NuForceお得意のアナログスイッチングテクノロジーを採用したデジタルアンプが搭載され、
コンデンサバンクも大容量。
電源はトランスとスイッチングアンプの合わせ技で、音の厚みもスピード感もうまくバランスしています。
DACは、OPPO社BDプレーヤーで一気に人気に火が付いた「ESS 9018(2CH)」を採用していて、
滑らかで質感豊かな音色に定評があります。

また、いままでのNuForceのアンプの「諸刃の剣」とされていた、スピーカーを繋がずに
動作させるとアンプにダメージが行くということも無くなったとのこと。

どうやら、音質最優先の設計をする上で、今まではいいフィルターが見つからなかったらしく、
改良を重ねる上で、音質に支障の出ない良いフィルターを見つけたとのことです。
・・確かに出音の鈍さのようなものは微塵も感じません。

気になる音質はというと、
冒頭で述べたそのまんま。「衝撃」を受けました。

NuForceのアンプは、世代がV2からV3へと移り変わり、ダイナミックレンジが広くなったけどパンチが足りなくなった。
という方もいらっしゃいました。
しかしこのIDA-16、すこぶるパワフルで、超ワイドレンジ。

店舗にあるどのスピーカーもとても素直に良く鳴っています。

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「B&W」の「CM9」は、ケブラーコーンが特徴のスピーカーですが、アンプの駆動力があるので、
ミッドの乾いた感じや低域のもったりとした感じもありません。

デンマークのデザインとパフォーマンスが見事に融合している「DAVONE」の「RIVA」は、
広がりのあるキャビネット形状から音の厚みを持たせるセッティングが必要ですが、
IDA-16とつなげるとポン置きでもとても太く鳴っています。

バランス感のいいコンパクトモデル「MAJIK140」と組み合せれば、
「LINN」のフラット&ナチュラルな音質もそのまま底上げしてくれます。

これで26万円。すごい。
メインシステムにもサブシステムにも最適。
まさに、「小さな巨人」です。

NuPrimeを知らなかった!というお客様も、知っていたけどどうなの?と思っていたお客様も、
ぜひご試聴にお越しください!

 

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