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昨日のブログにもあった通り、明日のイベントのためのセッティングしておりました。
今日は椅子を並べて、Davone GrandeとEMPIRE 9000Mを。

Grandeは、結構シビア。
ちょっと前に出したり、後ろに下げたりするうち、左右の振りが変わってしまって、時間がかかったのですが「いいじゃん!!」というところまできたので、EMPIREに接続変更。

明日鳴らすジョニ・ミッチェルのドンファンをかけて第一音。
EMPIREの鮮烈で前に出てくる音が、私のハートをわしづかみ。
「めっちゃいい!合ってる!ジョニとEMPIRE!」

EMPIREのウーファーは40㎝で、下向きについていて、先日ブログにも書いたJBL BARONHarknessのような風を切るような音の出方はしませんが、EMPIREはミッドの黄金ドームユニットが結構大きいんですよね。
フェノリックという樹脂をシルクに塗って形作るという、いかにも職人技らしきユニットは、独特な魅力があります。ツイーターとミッドが同じ素材ですが、ミッドの大きいドームを作るのは、当時でも至難の業だったのではないかと推測。
当時のヨーロッパの製品にはないもので一つあるとしたら、当時のアメリカの製品て、技術や製品そのものに、アメリカの国力を誇りながら、その誇りが喜びに満ちあふれている感じがするのです。EMPIREのこのユニットやBOZAKのユニット多数使いのスピーカーを見ていて、いつも感じます。

で、私実家でも使っているのに、そうか、いいアンプで鳴らすとこんなに鳴るわけね・・と、改めて魅力再認識。
なにしろOCTAVE Jubilee PreとパワーアンプのRE320ですから。

竹田さん、どっち好き?
断然EMPIRE!と答えたのですが、
誰かが
「OCTAVEのアンプ、ゲイン今どんなだっけ?」
「ローのハイ!」
「Grandeはハイのローだわ」
といって、パワーアンプのゲインをローゲインからハイゲインに変え(背面スイッチの切り替えがある)、それによって真空管のバイアスの調整もハイバイアスからローバイアスに変えたところ、Grandeが超魅力的に。

私のモットーである「それぞれ良さがある」に落ち着いた次第です。
※ちなみに、EMPIREをハイゲイン・ローバイアスで鳴らすと、おとなしくなって音楽がつまらなくなってしまいます。
それは負荷がかかりすぎるから。

こんな感じで、今日もオーディオやってました。
明日のイベントが楽しみです。
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※ EMPIREがよかった!という段階で撮ったため、Davone Grandeが半分切れているという、心ない写真。

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