
とってもとっても心苦しいですが、LINNの再度の価格改定が発表されました。
昨今の為替変動や、輸送費の値上げ、様々な原材料などの値上げは、普段の暮らしの中でも日々感じることですが、それが海外製品ですとダブル、トリプルで来てしまいます。
しかも元の価格が価格なだけに、結構な痛い値上げです。
「その内・・・」と思っていた方は、是非これを後押しの機会と思っていただけたらと思います。
実際、製品は目覚ましく良くなっています。
必ず、払う以上の喜びが得られます。
そして長く使っていただけますし、ポッと終わったり、やめたりしません。
今までのLINNの歴史がそれを語っています。
今回、値上げの対象外なのは、比較的新製品の、スピーカー、119、150、MAJIK DSM5、SELEKT CLASSIC HUB。
SELEKT CLASSIK HUBに関しては、各種モジュールは値上げ対象のため、パッケージの価格は上がります。
(本体のみ据置)
LP12のパーツはものによって大幅な価格改定となります。(アーム、ARCOは倍近い)
また、旧KLIMAXのORAGNIKアップグレード基板や、SELEKT、AKURATE、KLIMAXのUTOPIK電源アップグレード、
LP12消耗品パーツ、スピーカーケーブル、インターコネクトケーブルに至るまで値上げ対象となります。
ケーブル類に至っては、20年以上のロングラン製品のため、改めての注目されることがあまりありませんが、LINNのケーブルはこれまでは割安感があり、バランスよく一方向の色付けにならない、良品でした。
スペアで持っていてもいいくらい。ケーブル類も皆2倍になります。
(よく考えたら、この値上げの中で、K10がずっと1,100円、K20が2,200円というのが不思議ではあった。)
LINNは高級、LINNは高すぎる・・というお声もあるかもしれませんが、50年の裏付けがこれだけ明確にテクノロジーに出ている会社は他にありません。
私が知っている20年前から音の方向性は変わりませんが、音はこの10年、それまでの40年の倍の速さで音楽に近づいています。
どうぞLINNを持つことをあきらめないでください。
価格改定は8月1日からで、7月31日までが現在の価格となります。
現在のプライスリストのPDFを明日、このページとLINN製品価格改定のお知らせ欄にアップしておきます。
(竹田)
現在のプライスリスト 7月31日までの価格
ネットワークプレーヤー、ターンテーブルLP12、アンプ、スピーカー
新価格
新価格リスト 8月1日から