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今週末から月末まで、LINN、PIEGAのハイエンド・ブックシェルフをレガートで鳴らしています!

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右: LINN Akudorik P 左: PIEGA COAX311

両スピーカーは、各社が長年にわたりブラッシュアップを重ねてきたもので、その基本的な設計思想はブレることなく真っ直ぐに育ってきました。ここへきて円熟味を感じさせる両スピーカー。

PIEGA COAX311は、リボンの同軸(コアキシャル)ユニットが、新しくなり剛性が上がってより一層浸透性が増しています。ウーファーとの繋がりも抜群。

LINN AKUDORIK PASSIVは、アンプもDACも搭載するEXAKTスピーカーの方が注目を浴びがちですが、このパッシブタイプのファン!という方も少数派ながらいらして、根強い人気があります。おしゃもじ型のユニットは、スーパーツイーター、ツイーター、ミッドが近接配置され、更にウーファーにかぶるように配置。4ウェイですが、まるで一箇所から音源が発せられるかのような繋がりの良さも魅力です。

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こうして並べてみているのは、それぞれ全く異なる良さがあるから。

PIEGAの明るくエレガントな音色は、音楽をプレイした途端ハッと顔を上げるようなところがあります。音離れがよく、空気をガラッと変えてしまう感じ。

一方LINNは、派手さはないのですが、じわじわと聞かせます。本でいうなら行間の表現力といったら良いでしょうか。引き込まれます。

PIEGAが能動的なら、LINNは受動的。でも、どちらも音楽性に富んだ表現力で、どちらがどうと言うのはムズカシイ。

強いて言えば、例えば昨今はまっている「フィガロの結婚」、LINNだと、モーツァルトの明るい音楽の奥にあるそこはかとない哀しみが感じられるし、PIEGAだと音色の美しさにただただうっとりします。

さて、皆さまの音楽はどんな風に聞こえるでしょうか。

月末までレガート二階にありますので、ゼヒお気軽に…。

ただ今は、LINN AKURATE DS(Katalyst)と、OCTAVE V80SEで鳴らしていますが、LINN新製品のSELEKT で聴きたい!と言う場合は、ご来店前にご一報くださいマセ🎵

(竹田)

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