毎日ひとつこと

よく、MAJIK DSMと相性のいいスピーカーは?と聞かれて返答に困ります。
…大体のものは、なんでも?

大型のハイエンドスピーカーはともかく、今までご納品した中には、店頭で鳴らししているLINN、PIEGA、Davone、Brodmannは当然ながら、Tannoyは3LZなどのヴィンテージを始め現代のもの、B&Wは鳴らしにくいといわれる805も鳴らしちゃいますし、ソナスファベール、ダリ、エラック、JBL、ウィーンアコースティック、ティールなどなど、あげればキリがない…。

ただ「鳴ってる」のでなくて、きちんとスピーカーユニットを駆動する力があるので、それぞれのスピーカーの良さがきちんと出るスタンダード的存在なのです。

これは、ひとつにLINNのアンプの特徴でもあります。
CHAKRAと呼んでいるテクノロジー、これはざっくり言ってしまえばICチップとバイポーラという2つの素子のかけあわせで構成されています。

ICチップ君は、曲の繊細で緻密な再生が得意。メガネをかけた頭脳派的存在(?)。
だけど、力はちょっとナイ…んだな。文武両道は中々ムツカシイ。

でも音楽はダイナミックな再生を期待されることが多い。オーケストラでピアニシモから盛り上がってクライマックスでドーンと気持ちよくなってほしい。
そんなときにICチップ君だけだと心もとない。

そこで頼りになるのが力が自慢のバイポーラ親父。
「コマけーことは気にしねーんだ、力が必要なら言ってくれぃ」
…と、言っているかはわかりませんが、力が必要な時の信号の受け渡しが非常にうまくいって、細かい繊細な表現からダイナミックな再生までしっかりユニットを駆動する…これがCHAKRAテクノロジーで、LINNはこれで特許も取得しているのです。
※かなりざっくり説明につき…

なので、MAJIK DSMなんでも鳴らせますヨ??

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