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本日のご納品は、LINNとのお付き合いが15年以上という長距離選手のお客様。
そして最新のテクノロジーが加わって、LINN EXAKTサラウンドの完成!!


今回ご納品したものは
・LINN AKURATE EXKATBOX-I
・LINN Surround Prossecing Module (これはAKURATE EXAKT HUB、もしくはDSMの基盤に装着)※写真下参照


ところで、EXAKTBOX-Iというのは、8ch分のEXAKTエンジンとパワーアンプが搭載されたものです。

ちなみに・・今までもお客様のNINKAはEXAKT化されていました。

今までのシステムはというと・・・
・フロントスピーカー NINKA EXAKT (AKURATE EXAKTBOX6+MAJIK6100)
・センタースピーカー TRIKAN
・リアスピーカー UNIK
・サラウンドバック UNIK
※フロント以外のサラウンドスピーカーは、AVアンプにて駆動

EXAKTBOX6というのは、EXAKTエンジン・・つまりデジタルのチャンネルディバイダーが6個搭載されているというもの。
なので、AKTIVにされている方は、このEXAKTBOXを足すと、EXAKT化できるというものです。

これが今回どう変わったかというと・・・

・フロントスピーカー NINKA EXAKT(AKURATE EXAKTBOX-I使用)
・センタースピーカー TRIKAN
・リアスピーカー UNIK
・サラウンドバック UNIK
※フロント以外のサラウンドスピーカーを、 AKURATE EXAKTBOX6+MAJIK6100でサラウンドにアサイン(※HDMI搭載のAKURATE DSMとの組み合わせによりサラウンドが可能に)
よって、LINNのアンプ2台分の大きさのAVアンプには引退いただく。

接続はこんな感じです。EXAKT HUBから、EXAKTBOXI、EXAKTBOXへは、デジタル伝送(緑の線)。EXAKTBOXから一番下のパワーアンプへはアナログ伝送。(縞の線)
EXAKTBOXI、パワーアンプからそれぞれスピーカーへ出力されるのもアナログで送られます。

EXAKTBOXというのは、LINNのほとんどのスピーカー、その他KEFやB&W、JBLなどいくつかの登録されたスピーカーをEXAKT化に使う場合と、サラウンドのチャンネルアサインに使う場合、いずれかが設定で選択できます。
※EXAKT化というのは、言ってみれば、スピーカーのマルチチャンネル駆動をデジタルの領域でやるということ。


NINKAの場合だと、EXAKTBOX-Iからスピーカーへの出力はこんな風に
1番と5番がLower Bass、2番と6番がUpper ・・・と決まっていて、
ウーファーの信号をツイーターに入れないように、何度も確認しながら接続します。

サラウンドスピーカーの接続はもう少し気楽で、設定ソフトkonfigでTestの音出しができるので、EXAKTBOXからパワーアンプ、そこから先がどのスピーカーに接続されているかは、音確認しながらできるので、間違いがない。
接続が済んだら、あとは「アカウントオプティマイズ」で、リスニングポジション、フロント、サラウンドスピーカーの位置や高さ、角度を計測して入れれば、AVアンプでマイクで調整するのと同じことができるのです。

今日は因んでばかりですが、また因むと、LINNではマイクを使わないのは、マイクを通すことで、マイクの特性という要因が増えてしまうので、それで地味に地道に位置を入れていくということをお願いすることになるわけです。
音のためとはいえ、やはり頑固一徹!?

でも、おかげさまでここ最近、オプティマイズの計測と作図がかなり早くなってまいりました。
早さを競う大会があったら上位狙えそうです。

そんなこんな、随分たくさんの仕事をしているようには見えない、このスマートな佇まい。
「たくさんの仕事」と言いますか、それぞれが最小限の動きで、最大限に発揮できる仕事を確実にこなしているといった方が正しいでしょうか。

ちょうどセッティングが終わるころ、小学生の息子さんが元気にご帰宅。
お気に入りの「嵐」の歌(これは私も知っていた!)がかかり歌って踊りながら階下へ行った隙に、お父さん、ショパンのピアノ曲やブラームスの交響曲1番で音を確認され、サラウンドのスムーズさに驚かれ(AVアンプ時と比べなくても、リスニングポジションにいなくても、スムーズなのが私にもわかる)おおおおー。これは楽しみ!!

お日様の光をたくさん取り込んで赤味を帯びたとっても綺麗な13年選手が「まだまだ、お楽しみはこれから」と呟くのが聞こえたような、、、。

(竹田)

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