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LINNのプレーヤーと言えば泣く子も黙るLP12。
いまではアナログプレーヤーは一機種のみですが、80年代後半~90年代前半にはLP12をトップに下位モデルのAXIS、BASIK のそれぞれのプレーヤーが存在していました。

この名前をきいてピンと来た人は、かなり熱のはいったLINN のファンであるに違いありません。
いまにして思えば、予算に応じ選択の幅もあるところはそれだけの需要があったということなのでしょうか。

特にシンプルな構造のBASIKはいまでいうREGAのプレーヤーに酷似し、サスペンション構造は違うもののLP 12のいいところをふんだんに流用した、その名の通りベーシックプレーヤーなのです。

このBASIKは単体発売もされているアームAKITO(当時定価¥110,000)が標準装備をしての価格がなんと¥150,000であったというのは驚きです。
アームが高すぎるのか、はたまた本体が安すぎるのかはさておき、コストパフォーマンスに優れていたことは間違いありません。

それもLP12と共通した消耗パーツを中心に構成されているなどの魅力が、長きにわたる使用にも安心感を与えてくれます。

まずはアナログの世界をBASIKでスタートし将来はLP12という花道を思い描いたひとも
数知れず。熱き思いは付属のAKITOアームをLP12へそのまま移植し無駄のないアップグレードを可能としたのです。

LP12ゆずりのシンプルさと扱いやすさで、調整されていないガタガタのLP12より断然BASIKのほうが音がいいと評判になったこともあります。
複雑なサス調整がいらない分、簡単に付け替え可能という理由で、アームにトップモデルのEKOSを付けて楽しまれている方もいらっしゃいました。

生産終了後、中古でもめっきりお目にかかることのないBASIK。
みなさん、大切に使われているのか、2台目のサブシステムに落ち着くのか?

そんな中、出てまいりましたァ、BASIK.
今回入荷モデルはダストカバーはありませんが、(LP12と共通、入手可能)本体もちろんAKITO付き、さらにカートリッジADIKTも付いて\75,000(税込)

これからアナログをスタートしたい方にはお勧めモデルです。それもLINN クォリティで。
詳しくはお問合せ下さい。
(花木)

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