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この度のオーディオショーで、お客様から「アレ、凄かった!」のお声が多いのが、LINN EXAKT サラウンド。

そこで、既にご自宅でお使いのY様にインタビューいたしました!

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システム構成:
フロントスピーカー LINN KLIMAX EXAKT350 Katalyst
リアスピーカー LINN Series5 520
ヘッドユニット LINN KLIMAX EXAKT DSM
Blu-Rayプレーヤー OPPO UDP205

竹田(以下TK):   映画はもともとお好きでしたよね。
でも、弊店でシステム納品させて頂いているこの10数年は、サラウンドしていらっしゃらなかったと思いますが…

Y様. サラウンドは諦めてたんですよ。もともとサウンドクリエイトに出会う前はYAMAHAのアンプで5.1chドルビーサラウンドをしていたんですよ。割合も映画:音楽が、7:3くらい。でもサラウンドに飽きちゃって、会社の先輩に連れて行ってもらったお店で、音楽を聞いて、その方が生々しくてハマった。
サラウンドに予算を分けるなら、良いスピーカーなら2本でも、その方が絶対いいと言われて、最初はLINN CLASSIK MUSIC(アンプ一体型CDプレーヤー)+NINKA(スピーカー)。そこからご存知の通りですよ。

TK. アンプを足してNINKA AKTIVにしていただき、その後ユニバーサルプレーヤーのUNIDISK SCにされて、、、ですよね。

Y様.その後OCTAVEのプリアンプ足して、アナログ行って、DS導入して、、、音楽にハマりまくって、年100回クラシックのコンサートに行ってました。
そのくらい音のクオリティが上がることにワクワク感があったから、サラウンドには期待が持てなかった。
まずAVアンプが大きい。音はピュアオーディオに落ちる。繋ぐとなんとなく2chの音が落ちる。LINNはサラウンドやらない方向になって行ったし、もう、映画は映画館で観ようと思った。
ところが、EXAKTサラウンドが出たと聞いたら、その問題が全部解決されるじゃない!?

TK. EXAKTの接続、ものすごくシンプルですものね。

Yさま: ちなみに、KLIMAX 350は、音像定位がとても良いのでセンタースピーカーは要らず、超低音が出るのでサブウーファーも要らない、4chで充分。

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<<Yさまのシステム接続図>>
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<HDMI接続>
EXAKTヘッドユニットとブルーレイプレーヤーを接続。
OPPOは、HDMI出力が2系統あるので、DSM(音声)とTV(画像)をそれぞれ接続。
<LAN接続>
EXAKTヘッドユニットからフロントchの2本のスピーカーへLAN接続。
EXAKT SYSTEMはデイジーチェーンが可能なので、右chのスピーカーから、リア右chへ。
さらにリア右からリア左chへ。
<設定>
PCにインストールしたLINN Konfigでスピーカーの設定。(フロント、リア、それぞれの左右を、スピーカーのシリアルナンバーで登録)
Space Optimisationで、部屋のサイズ、リスニングポジション、各スピーカー位置を入力すると、自ずとAVアンプで行う距離の設定ができる。
また、各スピーカーのゲインも変えられる。
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6畳の自室が最高クオリティの映画館

6畳の自室が最高クオリティの映画館

Y様:EXAKTサラウンドにして、もう3ヶ月近く経つけど、何が楽しいかって、映画の製作者の意図をより一層感じられるようになったこと。
サラウンドにしたことで、映画に深みが出たんだよね。
例えば、驚かせよう!みたいな意図的なサラウンドもあるけれど、ヘリコプターの音とか派手なものでなくても、何気ないサラウンドの効果が、映画の物語に深みとか奥行き感が出て、物語に対する作者の意向を受け取れるんだよね。
サラウンドでないと入っていない音もあるしね。

もともと、映画の「音」に開眼したのは、銀座1丁目にあったテアトル東京。
あの頃、音も絵も良くてよく通った。今でも一番良かったと思う。
音が良いと面白くなるというのがすごくある。
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TK: 確か昨年、スターウォーズの最新作、35回映画館に行かれたってお話しされていましたよね??毎回別の映画館ですか?

Y様:  笑。いや、4、5箇所。二子玉川の映画館にはまっちゃって、ルーカスのあの映画のサウンドデザインチームはよく考えてる。
でも、デビット・O・ラッセルの映画も好きなんだけど、派手に鳴らすのでなくて、何気なくサラウンドの効果をうまーく取り入れているんですよ。

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リアスピーカーは、Series5 520 Timorous Beastiesの雲の柄のファブリック

EXAKTサラウンドにして、そういうことをすごく感じる。映画が楽しいよ!
今考えると、もともとやりたかったんだなと思う。
諦めていたけど、自分にフィットするものがやっと出た!
それも何気なく出た・・

TK: 確かに、大々的でなく、何気なくサラウンドができるようになりましたよーという感じでしたね!私たちも危うく見過ごすところでした笑!!

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竹田後記:
オーディオショーで、Katalyst化されたLINN AKUBARIK、AKUDORIKのサラウンドを聞きましたが、その自然さ、空間に馴染む感じ、その映画の中に入ってしまったようでした。
Y様のおっしゃっていた、サラウンドの効果が映画に深みを与えるという言葉が、蘇ってきました。成る程、これか!

オーディオショーは明日までですが、弊店LOUNGEでは
10月21日(土)に、評論家の山本浩司先生をお招きして、
EXAKTサラウンドイベントを開催予定です!
近日告知します!!

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