使いこなし

しつこいようですが、またLINNのSPACE OPTIMISEです。

ご質問頂いたりすることも多いので、ワンポイント・アドバイスを‥。
経験に基づくもので、何かに指示が書いてあるわけではないのですが、絶対によいと思うこと。

1  窓の入力のしかた

窓と言われて、壁にある窓を大きく一つと見立てるより、使っているガラスの数分、そのままの大きさで入れるのがよいです。

例えば下図。
全体的には①のサイズで180W×70Hでも、?90W×70Hのガラスを二枚使ってあるのなら、②のサイズで二つ入力します。
このほうが結果が断然よいです。
①のサイズで入力してしまうと、かなり大きなサイズの1つの窓をいれたことになりますが、考えてみると窓のサイズで響き方は変わるので、より多くカットしてしまうのではないかと思います。
なので、サイズ通りのものを、かずの分入れてみてください!

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2 想像力でいろいろ入力してみる
項目には下記の3つがあります。
・Woodden Door (木のドア)
・Window Single Glazed (窓:1枚ガラス)
・Window Double Glazed (窓:二重サッシ)
でも、家の中には壁近くに置いてあるものってたっくさんあります。
TV 、戸棚、絵、エアコン、クロゼット、点検口、などなど。
わかりやすいのは、飾り棚なんかで、いかにもガラスが使ってある・・・というものなどは、
ぜひ、1枚1枚入れてみてください。
TVなどはWindow Single Glazedでやってみたら結果が良かったです。
下図のように、戸棚の引き出しがあったら、これも4ついれてみると効果が大きいと思います。
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3 こんな小さいところ効かないよなと思わずに・・・
びっくりしますよ。
壁のコンセントプレートがめちゃくちゃききます。
10cm×5cmほどの大きさのものなのに、こういうところの「ぺなぺな」「かんかん」した音が意外と影響しているのです。
スピーカーの後ろ、ラックの後ろ、ともするとリスニングポイントの後ろにあるものも、とにかく全部入れてみてださい。
本当に「え」というくらい静かになります。
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とにかく、カット&トライ!!
そして、すべての積み重ねが目の前の音を作ることを忘れないで!!
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