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RCA のスピーカーシステムを2機種ご紹介いたします。

◆RCA オルソン箱 スピーカーシステム

数多くのユニットなどの開発に携わっていたオルソン博士の名を冠した「RCA オルソン箱」のシステムをご紹介。

※写真はクリックすると大きくなります。

・RCA MI-6395 (ホーン)

・RCA MI-9449 (ウーファー)

・RCA MI-9584-A (ドライバー)

本来LC-1Aが入っているオルソン箱ですが今回のシステムでは、RCA社製のMI-9449ウーファーが入っております。
その上には、厚みがあるどっしりとしたホーンMI-6395を構えております。
全てアメリカRCA社で揃えたこちらの貴重なシステムは、すっと抜けてくる中高音に豊かな厚みのある低音をお楽しみ頂けます。

RCA オルソン箱 スピーカーシステム
販売価格 ¥3,850,000 (税込)

 

◆LONDON RCA スピーカーシステム

RCA といえば、LC-1 や LC-1a が有名。
15インチ同軸2ウェイスピーカーで放送局の業務用モニタースピーカーとして活躍していました。

今回ご紹介する「London RCA」という名の通り、イギリスで製造 もしくは 組み立てを行なっていたものです。
※年代は古く、1946年頃〜1950年代初頭
・RCA  LMI 6395(ホーン)

・RCA  LMI 9449A(ウーファー)

・RCA  LMI 9458(ドライバー)

組み合わせたキャビネットは、Lockwood Major
こてらは BBC、DECCA でスタジオモニターのキャビネットを多く手がけていて、Parmeko や TANNOY をマウントすることでも有名なキャビネットです。
※1960年代

同型のホーンを、米RCA と 英RCA で比べてみても違いがあります。
形状は非常に近いのですが、その作りが 米RCA に比べて 英RCA の方が薄く仕上げられていて繊細な響きが出るのです。
ウーファーは 当時の Vitavox が OEM で RCA仕様に特別に製造したものではないかと言われています。

とてもレアなスピーカーシステムで、まずお目にかかることはありません。
Lockwood Major との相性も非常に素晴らしく、
滑らかで伸びやかなサウンドが最大の魅力。

実は、LONDON RCA のシステムは売れてしまいましたが、オルソン箱システムは、展示中ですのでご視聴くださいませ。
ご納品の様子

(牧野)

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