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今までにLINN LP12、別筐体電源LINGO4の場合の接続やMAJIK LP12についてご案内いたしました。
LINGO4の場合> <MAJIK LP12の場合

いずれのケースも一体型のLINN DSM(あるいはDSMをプリアンプとしている)場合の接続でした。
少々ややこしいのですが、DSM内臓のPhonoを使うが、OCTAVEのプリメインアンプに接続する・・という場合、フォノアースや電源アースの接続が異なります。

まずは、システムがこういう場合

<今日のシステム>
ネットワークプレーヤー(Phono内蔵): LINN AKURATE DSM
フォノイコライザー:LINN DSM内臓のフォノを使用。
ターンテーブル:LINN MAJIK LP12 [LP12内臓のMAJIK電源]/LINGO4の場合も同様
プリメインアンプ:OCTAVE V40SE

注意したいのは、DSMもOCTAVEもどちらもプリを持っているので、どちらのプリを使うかによって接続は変わります。
今日は、OCTAVEのプリを使います。
DSMのボリュームはオフで、DSMのLINE OUTからOCTAVEのプリメインアンプのINPUT(AUXやCDなどの入力)に入れること。

D●接続方法
・機器間
LP12>>DSMのフォノ入力へ:フォノケーブル、フォノアースを接続フォノアースはOCTAVEのGRD端子へ接続する!
DSM>>OCTAVE:アンバランスRCA接続

・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用
1本のパワーレールにつなげること
を前提とし、
(タップは弊店のオリジナル品、もしくは、ON/OFFスイッチのついていない2ピン2芯の家庭用コンセントタップなどをお使いください。)
※アースが落ちていない環境で3芯のタップを使うと、浮いている線や、タップ内部のアースバーがアンテナになってしまうため。

電源の優先順位を
①OCTAVE V40SE(プリメイン)
②MAJIK LP12
③AKURATE DSM(Phono)
の順にとる。
LP12の電源アースを浮かして、OCTAVEのアース端子に接続する

分かりづらいので、機器間の接続と、電源の接続は図を分けます。
<機器間の接続>

<電源のとりかたと電源アース>

・・というわけで、フォノ入力はDSMに接続するのですが、あくまでLP12のアースは、プリであるOCTAVEに接続するというわけです。

これは、最近分かったことでした!!
引き続きアップしていきます!

※弊店のお勧めする正しい接続は、つながっている機械のインターコネクト、電源の取り方をトータルで考えないと、効果はありません。

プリアンプを通して、全ての機器が何らかのケーブルでつながっているので、1つでも間違っていると、良い結果は得られません。
多少面倒に思える部分もあるかもしれませんが、正しく接続すれば、ずっと音楽をかけていてもなまったり、疲れてきたりすることなく、常にフレッシュな音楽再生が可能になり、効果は絶大です。
ご興味があって、導入してみたいという場合は、お気軽にお問い合わせください。

(竹田)

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