Legatoのような小ぶりな部屋(8畳くらい)ですと、ちょっとしたことで、効果覿面ということがあります。
今日の「技あり」は、これ。
また、モーツァルト〜!?って言わないでください。そこではありません。これはレコードで、店内飾りながらも反射の効果も兼ねています。あ、でも、今日の「技あり」はそれではないです。この写真の中にあるけれど他のこと。
ではヒントでもういっちょ。
これでも、なんの話?という感じでしょうか。
では、ズームします。
レコードの下。革で浮かして隙間があるの見えますでしょうか?
この隙間に技アリでした。
棚(床)にベタ置きしていた反射板(レコード)を、数ミリあげて、隙間を作りました。
こうすることで、床からの共振をもろに受けてビ〜ンという音も乗っていたレコード板が、単なる反射だけになる上、隙間から音が抜けて止まっていた音が空気に放たれて情報量が多くなるのです。
こんなことで、結構な違い。
なあんだ、大したことないじゃんと片付けないでください。壁に立てかけた本や、反射板、床に直置きしているものなら、これをちょっと上げれば結構「技あり」になると思います。
これって、つまるところBrodmannのスリット効果と同じでは???
ちなみに、底上げするときは、木製などのブロックでよいのですが、上げる反射板などとブロックの間は皮を挟んだ方が、鳴きを抑えられます!
(竹田)