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行雲流水、去るひと来るひと。
この時季は環境も変わり新しい気分でスタートを切る方も多いと思います。

趣味のオーディオもこんな節目を契機に、これから始めようと考えている人から、現行システムにメスを入れようと思いを巡らす人も多いはずです。
そんな中、当店の女性スタッフが手軽にアナログを始めたいというので選んだのが、DENON DP-300F (定価\45,150) です。
もちろん、アナログの初心者ですので選択の条件が、とにかくお手頃価格で音もよくて、使いやすいて、小型のものでなんて、こんな条件も満たすものがあれば私もほしいのですが。
昨今、手軽な価格から超弩級のモデルまで一時期からするとアナログプレーヤーのラインナップは充実して嬉しいのですが、いざ選択となるといささか迷ってしまします。
当の本人は何の迷いもなく即決めるとすぐさま注文、そして今日届いたのです。

早速、開梱。
近頃あまり見かけなくなったフルオートプレーヤー。
自分がオーディオを始めた頃はまだCDも無い時代ですのでレコードがメインソースです。
その頃国産のプレーヤー全盛で各メーカー、様々な価格帯で乱立していました。性能が同じでフルオートのものあり、フルマニュアルのものあり大いに悩んだものでした。
最後は「やっぱ、男はマニュアルじゃ!フルオートなど誰が使うんかえ。』状態だったと記憶しています。
(価格もちょっと安かったのもあります)
とはいいつつ、フルオート機、これが今使ってみると実に使い心地がいいのです。
スタートはボタンひとつで針先はレコードへ降りてくるし、終わればアームはアームレストへ収まり回転も止まる。
こんなに楽にレコードが聴けていいの?入門層だけではなくともこころ動かされてしまいます。

しかもフォノイコライザー内蔵で、MMカートリッジ付、ベルトドライブときてます。
アップグレードとしてフォノイコライザーのON /OFF ができるので外部イコライザーに接続も可能です。
ヘッドシェルは外すことができますのでカートリッジ、針交換が容易に行えます。

すぐさまアンプにつなぎCD感覚でレコードを聴ける魅力があります。

音はといえば変な派手さはなく十分アナログのよさを堪能できるモデルのようで、今日一日CDではなく店内にはレコードの音が流れたのでした。

その後の使用感はこのオーナーとなる人からレポートしていただきましょう。
(花木)

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