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ここのところ、施工段階からの提案で、工事段階で現場に入ることが多々あります。
基本的に、図面の段階で「重要重要」とうるさくお願いしているのは、下記のこと。

なるべく多くのお家で良い音でオーディオが鳴ってってほしいので、公開しちゃいます。
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1)分電盤からアンプを置く場所までオーディオ用に単独で電源をひく。その系統は、分電盤の最上流からとる
弊店のお勧めする正しい接続 番外編その2 分電盤の順序 – SOUND CREATE
2)オーディオ用にひく電源ケーブルは、アースを取らず2芯2ピンにしてください。(3芯を絶対に使わない) 重要です
コンセントの口は、一口でも十分です。1本のパワーレール(数珠繋ぎ)で機器を接続します。

3)オーディオ用電源コンセントとは別に、オーディオの近くにコンセントを設けてください。
LANやアンテナなどが近くに来る場合マルチコンセントで構いません。ネットワーク機器や、オーディオ以外のものを接続します。

4)オーディオを置く場所にLANジャックを設けてください。CAT6を引いていただければと思います。
(ネットワークプレーヤーに使用します)

5)可能でしたら、下記もお願いします。
給湯器、冷蔵庫、などは、可能な限り分電盤の後方にして、オーディオとは逆相にする(オーディオを上の相にしたら、給湯器や冷蔵庫などは下の相にする。
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建築士さんにお伝えするのですが、現場に行ってみると、現場監督、あるいは電気屋さんに伝わっていなかったり、電気屋さんが「オーディオだね」と気をきかせて、2芯のケーブルは確かにひいてくれているのですが、別途アース線を引いてあることもあります。

ガビーーーーーーン

結局、何とかとりなしてもらい、オーディオ用ではなかった、近くの2ピンのコンセントを分電盤の最上流に付け替えてもらったりして事なきを得ているのですが、現場によって伝わり方が異なるため、しつこくしつこくお願いして、途中現場も見に行って・・

しかし、悲しいのは「コレ困ります」「いった通りになっていません」と言ったときに
「本当に違いが判るんですか?」「そんなに違うものなんですか?」「電気的には違わないはず」と反論されること。

オーディオがもっともっと知られて、もっとたくさんの人が持っていい音にしたいと思って、電源のことが広く知られるようになるまで、私はうるさくしつこく言い続けるぞ・・・。
(竹田)

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