先月のことになりますが、あるクラッシックのコンサートに行って参りました。
プログラムは、今年が没後50年のメモリアルイヤーであるシベリウスの交響曲第2番。
シベリウス37歳頃の作品です。
若き鬼才サカリ・オラモ率いるフィンランド放送交響楽団の演奏。
2月に入ってから日本各地で公演が行われていたそうなので、プログラム違いでも、足を運ばれた方もいらっしゃるのでしょうか。
私は最終、神奈川県のミューザ川崎にて行われた公演を聴くことが出来ましたが、私の感想は至って単純。「感動しました!」
コンサート自体、数えるほどしか行った事がないので、このホールも初めてでした。
とても大きなホールの、左サイドの4階席に座りました。上の席からオーケストラを聴く、という経験もなかったのですが、まずバイオリンの音が鳴ってみて驚いたのは、ホールなのに変な響きみたいなものがなく、とてもすっきりとした優しい音だったことでした。
見た目より、音が近く感じられ、上昇音・・というのでしょうか? なんともいえないフワっとした感じに包まれます。 盛り上がり、達成感のうちに終わるフィナーレでは、思わず「これだ!」言いたくなるほどで大拍手。
今まで何となく雲の上の人だったクラッシック。詳しくないのであまり聴かず、あまり聴かないので覚えるはずもなく・・・
今回のコンサートでは、かろうじて聞いたことのあるプログラムが良かったのか、4階の席の音がとても好みだったのかは分かりませんが、遠い存在に一歩近づくきっかけとなったことは間違いありません。
私達スタッフの中のクラッシック博士の花木さん、竹田さんに色々教えてもらいながら、ちょっとずつ、名盤や名演奏など知っていきたいものです。
(田中)