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先週末少し触れましたが、最近「毎日1枚アルバム」はじめました。
アルバムで通して聴いた覚えのないものや、初めて聞くものなど。

まだ1週間も経っていないのでいつまで続くやらですが、アルバムで聴いてみると気が付くことが多いです。
たとえば単純なことだと、
レコード時代のアルバムは全曲通しで聴くと短いものが多くて、CDや配信の段階でボーナストラックが追加されていたりして長くなっているとか、
でも、レコードでも似たようなことがあって、このビリー・ホリデイのアルバムは、当初は10インチ(ピンク)だったから8曲。そのあと12インチ(イエロー)になったので、抜いたり加えたりして12曲になっていたり。(黄色いジャケットのほうがヒマワリみたいでいいけど)



Vaundyなんて、その成り立ちからあまりCDを出すというこだわりがないのか、売れっ子でたくさんの曲をリリースしていますが、リリースアルバムは主に2枚。しかも2枚目のアルバムは35曲収録。
「アルバム=作品」という概念はもう完全に変わっているんだなとか。

CD以降は、曲順はそのまま最初から最後に向かうけれど、レコードの頃のは、A面の最後の曲、B面の最後の曲はどれかな、とか。

そんな表面上もことでも「アルバム」で聴こうと思うと、改めて実感することが多々あります。

しかし、集中して聴けるのって3⁻40分だなぁとか(Vaundyの35曲はむしろ辛い)。
この1週間でたまたま選んだアントニオ・カルロス・ジョビンやキャロル・キングのアルバムが、どれも「A&Mレコード」(カーペンターズのアルバムでレコード会社の地盤が固まった)だったり、ビリー・ホリデイのこのレコードも、やっぱりノーマン・グランツのプロデュースだったり。(このプロデューサーの作品は好きなものが多い。)

そのアルバムの音楽性を語るには、1回では中々難しいなとも思います。
ただ、なんとなくとっかかりはできる。

そうして、とっかかりをたくさん作っておくと、後でどんどんつながるので面白い。
あとは記憶力の問題です。
(竹田)

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