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1427_1桜が咲いているのに、お花見もしていない・・・
「そうだ!京都へ行こう!」と、先日京都へ行って参りました。

新幹線で駅弁を1人楽しく、ビールは横目で恨めしく見やりつつ、
とにかく旅行気分をめいっぱい味わおうと。

京都は数年ぶり。桜の季節なんて思いだせないくらいぶりです。
実弟が仕事で移住して1年半、奴さんも少しはなれたでしょうし、
オチオチしていると何時帰ってきちゃうか分からないし、
折角なら居るうちに1度はと思い、急遽思い立っての旅行。

向かう車中では、「源光庵行きたい、平安神宮→南禅寺もいけるかな。」と色々計画していましたが、
当日弟と四条でモーニングをするのに商店街歩いていたら、気が変わった!
どこも行かなくていい!
円山公園で桜見て(この時点でほぼ義務になっている)、あとは街歩き!ということに。


商店街を少し歩いただけで、専門店の多さに気がつきます。
古本屋さん、骨董屋さん、陶器屋さんはもちろん、銀食器屋さん、竹細工のお店(御土産屋風でなく)、
テニスラケット屋さん(「ガット張ります!」という看板あり)、弁当箱専門店!?ものすごい種類の豊富なボタン屋さん、
筍屋さん(秋はマツタケ、夏冬は奈良漬、千枚漬屋さんに早変わり)まである!

いちいちおもしろく一軒一軒のぞいては感心し、
イマドキの洋服屋も実は山本富士子邸跡だったり、
振り返れば池波が通った老舗バー「サンボア」があり、

六曜社では若い店員を叱るおばちゃんの不機嫌顔見ながら
ブランデー紅茶をすすり、かたいドーナツをかじり、
京都のハイファイ堂でパラゴンが売っているのを見つけ、
弟の仕事の用で清水焼・京焼のギャラリーをまわり、物欲刺激され、

八坂神社に着いたのは、午後6時をまわったころ。
京都にお邪魔してます、とお参りをして、
円山公園でお団子食べながらライティングされた垂れ桜を見、
桜と向い合せに三脚を立てるおじ様達の図を遠くから写真におさめ、
先斗町で入った店では結局いつも口にしているようなものを食べ、
高瀬川の桜にほっと一息。

なんともぜいたくな気分。

この日の締めはというと・・・
途中店に戻った弟との待ち合わせに、昼間見たサンボアへ。
「マティーニ」とは気恥ずかしく、ジントニックを一杯。
1人客は私だけで、店内珍しく見回していたら、手持無沙汰に思われたのか京都新聞を渡されました。
バーで1人新聞をひらく。
中々のオトナな京都旅行でございました。

2日目は河井寛次郎記念館へ・・・また次回♪

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