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柔らかく、天然素材で、形が入り組んだもの。
そういうものが、ルームチューニングにはとても役立ちます。
たとえば、とてもいいのはグリーン。それから・・・

この写真では、ラックがスピーカーの中央に置かれ、床は石畳。壁も反射が強い素材です。
そうなると、わぁぁぁん・・・という響きがのりやすく、下手するとうるさくなってしまいがち。
ですが、ラックを鉄板などが使われるものでなく、天然素材の竹にしたり、部分部分に吸音や、拡散するものを置いています。
とても役立ったのは、先日当ブログでご紹介した制振材の「f-insulator」と、植木。
この植木は、ラックの底面と石畳の床の反射で起こるレゾナンス(分かりやすいように青と黄色で縦横のレゾナンスを書き込んでみましたが、逆に分かりにくい・・・!?実際はこんなものではないと思いますが・・・)や、スピーカー間音圧と床との響きなどをグリーンが拡散・吸収してくれています。


上の写真では、部屋の隅とスピーカーの背面でできてしまった囲まれた空間で起こるレゾナンスを、ミニ植木と、見にくいかもしれませんがサウンドクリエイト・オリジナルインシュレーターの「ミューフル」と、木片などで反射・拡散・吸収の3つをして、調整しています。
湿度の多い雨の日や、乾いた日によって、ここに置いてあるミューフルの角度や向きを変えて調整します。
ふくらんだ低域を伸びやすくしたり、伸びない低域を反射させてもっと出るようにしたり・・・。


Legatoの2Fは、来たことある人なら皆さん思うかもしれませんが、長方形の部屋を横使いにしているためスピーカーとの縦の距離が近いのです。
もちろん計算の上で、部屋全体に回り込むように考えセッティングしていますが、真向かいの反射が強い部分にはまたグリーンを。彼女が30cmウーファーの強い音圧をサラッと拡散しているのです。

と、こんなふうに小さいスペースにも、いえ、小さいスペースだからこそ?
色々なちょこっとした工夫が必要。
それで、お持ちのシステムがもっともっとよく鳴ってくれるのです。
これには、始めに書いたように、ちょっと複雑な格好の天然素材がとても役立ちます。
植木に関して言えば、器があまりにも大きかったり、カンカンなくような陶器だと、ちょっと置き方にも工夫が必要になりますが、どこのお宅にもあるグリーン、ちょっとリスニングルームに置いてみて下さい。
ちなみに、同じ、いえいえそれ以上の効果をもたらし、ケーブル置き以外にも、もっと自由自在に使えるのが、オリジナルインシュレーターの「Mu-fle」でございます!!(宣伝!!)

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