普段オーディオ屋で働いていますので、お出かけくださるお客様はオーディオに興味がある、もしくはお持ちの方がほとんどです。
が、今日のイベントの霞町音楽堂に居場所を移すと、音楽(あるいは生演奏、生音)に軸を置かれている方が多く、発見がたくさんあります。まだまだオーディオって世の中でマニアックというか、マイナーな趣味なんだなぁと思い知らされます。こんなにステキなものなのに!
先日ご案内した通り、ヴァイオリンの輸入、販売をされているヴァイオリン専門店「IL VIOLINO MAGICO」並びに霞町音楽堂のオーナーの山下さん、クラシックソムリエの田中泰さん、私タケダのトリオでお話しを進めながらヴァイオリンの名曲を聴いたのですが、山下さんは、若い頃にヴァイオリン作りを目指した方で、ヴァイオリンの修復をしながら、今に至るという、非常に面白い経歴をお持ちの方。
軽快に話してくれる専門家の話を聞きながら聞く音楽は、聴き慣れたつもりのバッハ シャコンヌだってパガニーニ カプリースだってとっても興味深かったです。
今日の内容はまたいつか多くの方に聞いていただきたいものでした。
それから持ち込んだBrodmann VC1と、EMPIRE8000は、それぞれオーディエンスの好みが分かれ、オーディオも音楽もいい悪いじゃなく、好みでいいということも再認識。
月一のこの会がジワジワと楽しみになってきているワタクシです。
(竹田)