Legato EYES

先日ラック周りの調整のことで書いた(1月23日のブログ)のをご覧になられたお客様からメールを頂きました。

ラックはスピーカー間に置かないというのが、K様のルール。
ルールというか、美学。
音楽に没頭するには、スピーカー間にものを置くのはビジュアル的にも調整上でも、あまり美しいとは思えない・・・これは、とても省いた言い方ですが、そのようなことを仰られていました。K様はスピーカーの間もぐっと広くとり、奥行きも深く出るようなセッティングをされているのだとか。

私自身は、スピーカーの間に機材を置く/置かないに重要視したことがありませんでした。

もちろん、それによってのセッティングで大幅に変わるので、都度考えますが、置くことと、置かないことに意味を持たせたことがなかったのですねぇ。

真空管のほんのりとした光や、揃えた機器に自己陶酔したりなどしている(もちろん音楽に没頭していますよ!)ような者にとっては、なかなか目の覚めるお話し。

なんでもそうですが、オーディオの美学は人それぞれ。もちろん美学を通すには、諸条件もあったりしますが、出来る範囲でもこだわることはできます。

一度立ち止まってみて、自分はどうしたいか、考えてみるのも面白い発見がありそうです。

 

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