プロフェッショナルな仕事というのがどんなものか、よく考えます。
店にいると、時折お客様から「プロに聞こう」みたいな無茶ブリされますが、とんでもない、プロだなんて!
‥そうですね、2年まえくらいは、とんでもないことです!と考えも及びませんでしたが、最近は「プロってどんなものだろう」と考えるようになりました。
オーディオに試験や資格があるわけではないし、一人でLP12が組めるわけでもない。
セッティングは好きだけど、まだまだ知らないことだらけ。
音は、以前よりはわかる。どういう時にどうするかも、以前よりは。
でも、わからない時や迷うときもあって、その時は仲間に聞く。
趣味性の高いこの世界で、プロというのはあり得るのだろうかしら。
もしオーディオに「プロ」があるとして、私から見て「この人はプロだな」
と思うような人は、頭に数人浮かびますが、そのうちのどの人も「プロ」という言葉がしっくりこない。
その人たちは、オーディオも音楽も「ものすっごい好き」で「詳しい人」。
そして「自分でやって」て、「自分の指標があって」センスの良い人。
これ、資格など定規では測れるわけないない。
さて、ではそうすると、この世界でワタシは何が出来るの‥
と堂々めぐりしてしまうときもありますが‥今の所は「橋渡し」みたいな感じ。
昔からやっている詳しい方々のお話や音を聴かせてもらったり経験積ませて頂いて、新しくお店に来る方へお伝えしていく‥
Legatoという店名が、音を繋いでゆく‥という意味ですものね。
良い名前です笑。