本日は新しいスピーカーの紹介です。
先日竹田のブログでご紹介させていただいた、小さいTANNOY。
サウンドクリエイトオリジナルレプリカキャビネット
TANNOY コーナーカンタベリーから着想を得たミニミニバージョンです。(脚なし)
今回は新しい試みとして、フィンランドバーチ板の9mmを素材に、キャビネットを作成してみました。
フィンランドバーチ材は響きのコントロールがしやすく、現代のアンプでも十二分に鳴らすことができ、
名機と呼ばれるようなユニットともよく合うことが明らかになりました。
SIZE:H630×W450×D310 (㎜)
ユニット:RFT L6506
RFT L6506は1960年代から1980年代に東ドイツで生産されたユニットで、
当時は放送局や映画館などに導入されていたようです。
さて、ここで急にケーブルの話になります。
LINNのK20は音の情報量が多く、重心が低くしっとりとした音に、
K10は中高域に強く、音に広がりを出すのが得意なケーブルだと教わりました。
特にヴィンテージスピーカーは広がりが少ないものが多く、
ヴィンテージに合わせる際はK10をつかうことが多いのですが、
今回RFT L6506はユニットから端子版までK20でつなげております。
ヴィンテージなのにK20?そういうこともあるのかぁとケーブルを作成しておりましたが、
聴いてみて納得!
元々中高域の伸びがとてもいいユニットなので、そこにK20のしっとりさが加わって、
低音の抜け良し、高温の伸び良し、後面開放するとさらに伸びよしと言うことでとてもいい音で鳴ってくれています。
(今回ブログを書くにあたって、PIEGA Ace30でK10とK20で聴き比べをしてみた私の感想なのですが、
K10は確かに空間に広がるような気持ちの良い音に対して、
K20はK10と比べるとキュッと締まって、より繊細な音の違いを出してくれるケーブルに感じ、
スピーカーや、目指す音によってうまく使い分けることが大事なんだと感じました。)
こちらは親子のようなTANNOY GRFと
TANNOY コーナーカンタベリー縮小レプリカ (RFT L6506)
(白川)