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昔会社でお世話になったお店の料理長がご自分のお店を出されたということで、お祝い兼ねて行ってきました。
当時は扱えなかったというスゴイ良いお肉や材料で、とてもおいしいステーキ屋さんでしたが、ワインを3杯飲んで一人5万円。
キャー(本当はぎゃー)となりました。
先月、高円寺の大衆酒場で1人3,000円で中々美味しく酔っぱらい「あれだけ食べて飲んだのに安っ!!」と叫んだのも記憶に新しく、
モノの値段てなんだろう。。と。

しかし、オーディオの話に置き換えても全く同じことが言えます。
お友達にオーディオを披露し「音スゴイ!!」となったものの、「でも、これも悪くないのよ」と機内販売の1万円のブルートゥーススピーカーを鳴らされて「自分にはこれで十分」と言われてしまったという話も聞いたことがあります。
ファッションも然り。

私は、ファッションの一部とオーディオは贅沢するものの、他は、ちょっと、かなり工夫が必要だったりします。
気持ちの工夫と、楽しみ方の工夫。
「十分美味しい」「十分いい音」「十分なクオリティ」・・というのは、価格に対して「十分」であるわけで・・。
自分が大事にしているところには、贅沢かなと思っても、一般的な「十分」以上にお金を払う。

オーディオは、どんどん高級品化が進んでいるし、そこに価値を見出していない人には単なる高いものだから、気軽に勧められない。
が、1万円や5万円のものと比べると、何百万もかけなくても50万円、100万円のものは、かなり持続的に生活のクオリティや心持ちを底上げしてくれるものだとは思います。
体験しかないし、体験してもやっぱり「安いので十分」となるかもしれない。
でも、そうでないかもしれない。
音楽は多分全ての人が聴くものだから。

それにしても、5万円で出てきたお肉やコンソメスープは信じられないほどおいしくて、
いつかもっと稼いだら母を連れて行こうとか、また行けるように仕事頑張ろうとも思うのでした。
(竹田)

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