クリエイトの試聴室にあるBOOK CASE。
ペンダントの優しい光にてヴィンテージならではの木材の経年変化が綺麗だなと思うBOOK CASEをデザインしたのはデンマークのデザイナー、モーエンス・コッホです。
モーエンス・コッホは住宅設計から、モニュメント、家具やテキスタイル、シルバーウェアを多岐に渡りデザインしてきました。
その経験をかわれ1950年から1968年までデンマークの王立アカデミー家具科の教授を務めました。
彼の作品のなかでもBOOK CASEは世界的に有名で現代でも長く愛されています。
このBOOK CASEはコペンハーゲンにあったモーエンス・コッホの自邸用にデザインされました。限られた空間でもフレキシブルに使える書棚が必要だった彼は、76×76cmの小さなモジュールを用いた書棚のスケッチを1928年にしたことにはじまり、さまざまなモジュールを製作しました。
展示しておりますBOOK CASEは左の扉を開けると洋書や雑誌を入れており、右の棚にはレコードを入れています。
奥行が36cmありますので洋書などサイズが大きなものでも収めることができ、約32cm角のレコードもすっぽりと収まります。
また本やレコードも入れても棚内の上部は手が入るぐらい空間がありますので出し入れもし易いです。
主に雑誌など収納したい場合は奥行は27cmの仕様もありますので、27cmの奥行のみで書棚を組み合わせる選択が出来るのも、このモジュール式のBOOK CASEの良いところです。
展示品はヴィンテージで1点ものですが、新規受注生産に承ることができ、その場合は木材の種類もアッシュ、オーク、マホガニー、オレゴンパイン、ヨーロピアンチェリーとお選び頂けます。
生活に密着したデザインを手掛けることでも知られるモーエンス・コッホらしいと使い勝手の良さと、使う人の用途に合わせて組み合わせが選べることは長く愛される理由の一つでもあり、堅牢な作りと月日を重ねることに変化する木材の美しさが更に人々を魅了させているのかもしれません。
76×76cmサイズのみのBOOK CASE。
写真の棚の中は高さは最小23cm幅36.5cmですが、90°回転し高さ36.5cm最小幅23cmにてご使用頂くことも出来ます。
写真手前のBOOK CASEは奥行36cm。奥のBOOK CASEは奥行27cmにて組み合わせたものです。
さまざまな組み合わせが出来ますので設置したい場所のサイズや、収納したいものなどご相談頂けましたらご提案させて頂きます。
ご不明な点などございましたらお問い合わせ下さい!
壁面へ取り付ける際は壁の下地の確認が必要になります。