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ここ数年格安洋画DVDをよくみかけませんか。著作権の切れた作品を中心に500円玉1枚で買えるDVD、なぜか書店の店頭に所狭しと並んでいます。

不思議に思うのは、なんでこの値段で? 質は大丈夫? 海賊版? という疑問です。
もともと著作権の保護期間が終わった「パブリックドメイン(PD)」と呼ばれる作品が主で原盤が手に入れば、複製、販売は合法だそうです。
この方法で1万枚売ると、1枚500円のうち原盤購入代・字幕作成代は30円、プレス・包装代は50円で120円程度の利益がでます。

この程度の利益ですからその分、数を売らなければもうけにならないことは想像がつきます。
最近の映画は、劇場公開だけで資金回収するのが困難になってきていて、公開後発売されるDVD販売が重要なカギとなっています。
新作DVDで元を取る計画のようですが、、、、。

新作DVDは発売当初「3~4千円」で売られていますが、数ヶ月もたつと売れ行きは鈍ってきます。その先駆けとして格安DVDの登場は書籍でいう新刊本が文庫になる感覚ににて、手軽に手にすることができる点では、書店で売られていることの意味がわかる気がします。

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ともあれ、映画ファンにとって名画、旧作が安くDVDで買えることは嬉しいことです。それも好きなとき、いつでも、どこでも、大好きな人と、、、、最高です!。
(花木)

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