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弊店営業が13時スタートなのですが、午前中は納品の時間に充てたり、店頭にいるスタッフはメールお問合せのご対応はもちろん、もう一つ重要な仕事で、各部屋のオーディオシステムの調整をしたりしています。

現在、2階で5システム、5階で2システム。多いとは言えないかもしれませんが、お客さまがイイなと思うには、ただ繋いで鳴らすだけでは、それぞれの良さが出ず、特に高いものなど、値段だけの価値がないということになってしまいかねません。

加えて、ご家庭では大抵、1,2システムを鳴らすくらいですが、弊店では一つの分電盤や、ネットワークに5システム分のアンプの電源、ネットワークプレーヤーのLANケーブルがぶら下がっていて、それが常に稼働しているので、一箇所で何か問題があると、全てのシステムの音が悪くなります。

これは、悪い時が分かりやすくて良いとも言えますが、原因がすぐにわからないときは結構大変。新しいスタッフも皆感覚でそれを覚えていきます。

さて今朝の調整は、、、

今朝の音は中々よい。なので、先日取材で使ったグールドのバッハ、パルティータを聴きました。

まず、ヴィンテージスピーカー、Jordan Wattsのステレオラで。なんとなく滲むので、窓を閉めたりカーテンを下ろしたり、スピーカーを少し前に出したり、電気的に何かが間違っているわけではないけれど、Jordan Wattsでは、やや滲んじゃうのかな、でもおそらく同じユニットを使ったフラゴンではそうならないはず。

そこで同じ曲をLINN EXAKT 350に載せてみました。EXAKTスピーカーは、スピーカーに直接取り付けられたアンプ部にDACまで搭載され、アナログ伝送を極力短距離にしたもので、パッシブスピーカーでは鳴らし得ないような部分があります。

ん、これでも、パルティータは、悪くないけど、良くもない。

次に奥の部屋でGRF。モニターゴールド搭載です。(2階に降りてきました)

お、これでも同じ感じがする。

低域部になんとなく同じタイプのモヤ付きがあります。さらに奥の部屋のBozakもそう。

グールドのピアノで、最低域にほんの少し滲みがあると、スタッカートのタッチが出ず、音が、、と言うか「音楽」が広がってゆきません。グールドのバッハの音楽に対する深い理解が表立ってこないと言うか、、。そうするともうグールドじゃないよね、みたいな。

これはー、そうだな、大きな接続の間違いや各部屋のスピーカーのセッティングではない。今の季節で、これまでの経験から、静電気です。

加藤と2人で「今日はケーブルぱたぱただね」と、各システムのスピーカーケーブルを触ったり、パタパタして静電気を逃がします。

とりわけ、弊店の奥の部屋の絨毯は、厚みがあり、写真のように凹凸があるので、掃除機かけたりすると静電気が起こりやすいのです。静電気が起こった上にスピーカーケーブルや電源タップを這わせるとその影響がアンプやスピーカーに起こり、それがLANや電源を伝って、他のシステムは影響する、、、そのように経験上考えております。

と言うことで、我々人間がケーブルを触りながら一度絨毯から離すと、静電気が適当に放電されるようです。

、、細かいことはわからないのですが、とにかくその前と後とでは大違い。

同じ曲をまた順に聴いていきます。音楽の感動ってこんなちょっとした事でこんなに違うのかというくらい感じ方がまるきり違います。

静電気は無くすことはできないし、どんな対策しても、結局時々は溜まったものをリフレッシュするしかないので、時々は愛情込めてケーブル触ったりされてみてください。

(竹田)

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