こうして長いこと「ステイホーム」が続くと、妄想族が増えるという話。
お客様から「リフォームの妄想」「オーディオルームの妄想」「リスニングチェアの妄想」などなど、色々お話を伺います。(もちろんメールで)
かくいう私も、自宅からドアツードア30分の実家に身を寄せて、家の中を眺めまわしながら、「これいらない」「これいる」「ここにおける」などの妄想を広げております。
親が聴いたらぞっとするかも。
実家の納戸で何年も仕舞ったままになっていた「作るつもりだった」毛糸や布地などなど、捨てたがらない母を説得し、「〇ルカリ」出品。一つ二つ売れると、気をよくしてあれもこれもと持ってこられるので、大変なのですが汗。
そんな細々したものの出品をしながら、はたと気づきました。
「私、モノ売るの好きなんだわ」
実家の〇ルカリでもガラクタを売っているわけではなくて、母の集めた毛糸も布地も結構いいものなのですよ。もったいない。店の訳アリも同じこと。もとはいいものなのです。
実家も店も、こんな時で倉庫の整理をするのにうってつけな機会だし、こういう状況だから、家で楽しむことを探している方に、ちょっと(結構)お買い得にして、一人でも多く「なんかよかった」と思っていただけるのが、嬉しい。
何かを紹介して、それに「いいね」と賛同してくださる・・それはそれでとてもうれしいですが、
金額が発生することで、責任が生じる。
今のような状況って、「常時と異なる」という言い訳がきくから、ちょっと「責任」の置き所を忘れそうになることがあるので、こうしたことで「責任」を感じられるのは、なんだかよいのです。
それに、買い物って、人間のものすごく前向きな姿勢だと思うので、それに触れているのが好きなのかもしれない。
妄想族の話からすっかり脱線、暴走しましたが、そんなこんなで、訳アリも、ポロポロ続けてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
これは自宅。
在宅が続くと花を飾りたくなりますが、実家はやはり自分の範疇じゃないのか、実家ではそう思わない・・。
(竹田)