何事も始めるのに遅い・早いはないといいます。
そうは言っても、年齢とか置かれている環境によって、またはこのところの天気のように日々の小さなことの積み重ねで中々腰は重くなる一方。
大切なものや守るものが増えれば増えるほど、動きもとりづらくなります。
でも、実は「やりたいこと」リストがたまっていくというのも、より一層荷物が増えて歩きにくくなっていく気がします。
「やりたいこと」は、やれないことも多いですが、出来る範囲で動いてみることで結構充実感が得られるもの。
斎藤茂吉の息子の茂太さんが「小さな達成感を沢山味わうと幸せ」と何かに書いていました。
たとえば、ワタクシの場合。
「やりたいこと」は、自分の部屋をイイ感じに飾ること。
そんなにコストをかけられないけど、なんとかしたい。
時々、これ飾ろうかな、と集めたものたちも所在無さげにそこここに積まれていましたが、こうしていては・・・と思い、いざ取りかかることに。
贔屓にしている歌舞伎役者の尾上菊之助さんのお祖父さまにあたる七代目梅幸の描いた掛け軸が実家のどこかから出てきましたが、床の間も何もない、マンションの一室。
どうしたらよいものか持て余していました。
この向かいには、英国のワーフェデールがDSとリークのアンプで鳴っており、時代やら国やらはてんでバラバラですが、好きなものに囲まれていて自分にとっては大変気分のよい空間になりつつあります。
気になる窓やら通気孔には、近々ピクチャーレールで絵を掛けるなぞして、目隠し。