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もう暖かくなったと思ったら、急にはだ寒い今日。こういう日を春寒料峭というのでしょう。

言葉も使う機会がないと覚えていられません。

お客さまの昔話を聞いていると、音楽であれば奏者や年代、一緒にやっていたプレーヤー、映画であれば監督や脇役の名前、使われた音楽などなどが、泉から湧き出るように固有名詞が出てきて、聞いたことがある名前もあれば初めて聞く名前もあり、その流れるようなお話しがむしろ音楽のように感じられることがあります。

私など、えっとなんでしたっけ、あの人、とついスマホで探したり、年は私の方が若いはずなのに酷いもの。付け焼き刃はダメだなぁとつくづく思うのです。

自分の中にそんなふうに話せるものがどれくらいあるでしょうか。これから記憶力についてはどんどん低下していきそうなのに。。

(竹田)

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