本日は、早引けして新宿の東急歌舞伎町タワー内にオープンした「109シネマズプレミアム新宿」へ。
というのも、弊店で取り扱いを始めたF.B.Dのスピーカーは、このシネマ全館とラウンジのシステムを手がけた方々よるものなのです。
しかも、このシネマの音の監修は先だって惜しまれて亡くなられた坂本龍一さんによるもので、ラウンジで流れるのはこの場所のために作られた曲。
5月18日までは、坂本龍一さんのピアノソロコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」(昨年末に世界に向けて配信されたもの)にボーナストラックを加えた「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022+」を鑑賞できると、F.B.D作製されているメーカーさんから伺い、行ってまいりました。これはこの映画館のみの上映。
一曲目は即興で、坂本龍一さんの手のアップから始まります。
正直、始まりたてはこの感じで1時間半辛いな〜と思いましたが、坂本さんの手は、まるでそれ自体が生き物のよう。それぞれの指が、何か意思を持っているような。
それに引き込まれるがまま1時間半。
映像もさることながら、音に違和感がないからこそ集中できるというものでもあり、私たちの店でシアターを提案する時に「音のクオリティが映像に負けてはいけないし、かと言って派手すぎるとものにより疲れてしまう。普段音楽を聴けるものを、、」というのが主軸にあることを思い出しました。
映画、、というかライブ上映が終わる頃には雨も止み、こんな景色も。
帰りには歌舞伎町の喧騒を背中に、坂本龍一さんの音楽に包まれながら帰宅。
(竹田)