よくお客様から、「Sondek CD12(LINN CDプレーヤー、2004年10月生産完了)はもうないよね~。」と聴かれる事があります。
このCD12は、1998年に発売され、当時から生産完了になるまでの7年間多くのファンの憧れの存在であり、圧倒的な賞賛を受け続けたCD PLYERでありました。
CDをより音楽的に再生する事、また、そのクオリティーと共に、アルミ削りだしによるデザインは聴く人、観る人を魅了してやまない商品でした。
先日お客様がこんな事をおっしゃられました。
「オーディオには3つある。一つはアナログ、一つはCD、そしてCD12と」
この方は、無類のオーディオ好きで、今月号のANALOG VOL.12にも登場されている作家の田口 賢司氏です。
以前からお付き合いいただいておりまて、田口さんも、CD12が生産完了になる直前に
「これは買わなければ、一生後悔する」と、ご購入いただきました。
今はCDを聴くのに、無くてはならない存在であり、CD12の奥深さを毎日楽しんでいらっしゃるとのこと。
先日発売されましたステレオサウンド159号の「話題の新製品を聴く」のページ(P426)でLINN MAJIK CDが紹介されております。
柳沢 功力先生がこのMAJIK CDを「風格では一歩およばぬものの、CD12ゆずりをイメージさせるコクのある質感による、佇まいのいい再生を味あわせてくれる。」とおっしゃられていました。
1998年にCD12が発売されて今年で8年。
今、CD12の直系と言われる「MAJIK CD」とCDの音楽再生の素晴らしさに注目していき
たいと思います。
「均整のとれたバランス。表現が深く味わいが濃い」(柳沢 功力先生のお言葉)MAJIK CD。是非皆様もご体験下さい。
(三浦)