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昨日、インテリア関係の取引先のショールームで、弦楽四重奏団を招いての室内楽のコンサートにお邪魔してまいりました。

演目は、
・モーツァルト 弦楽四重奏第17番「狩」
・シューベルト「死と乙女」
・チャイコフスキー「アンダンテ・カンタービレ」
・・・など

弦楽四重奏は、どうも眠くなってしまって、5、6年前に父に誘われて出かけたときに大きく舟漕いで大変へそを曲げられたので、生で聴くのはそれ以来。

お伺いしたショールームは、広いとはいえコンサートホールではないので、ごくアットホームな感じで、ファブリックの素敵なソファやや椅子が扇状に並べられて、思い思いに座ってウェルカムドリンクなどを頂く・・という感じでした。

演奏が始まってみると・・・
ああ、室内楽ってきっとこういう風に聴くものなんだわ。
と思った次第。
昔むかし、モーツァルトの時代など、王様、貴族の前でこうして演奏されたのでしょう。

カーペットに重厚なカーテン、たっぷりの吸音の中で、親しみ深く響く四重奏の音色に、室内楽の魅力が十二分に引き出されて。

そして、4人の呼吸の取り方や、演奏の受け渡し(というのかしら)が興味深く、第一ヴァイオリンと第2ヴァイオリン/ビオラとチェロという組み合わせで同じ旋律を奏でるかと思えば、時には第一ヴァイオリンとチェロ/第2ヴァイオリンとビオラと入れ替わったり(これは対位法なのかな。この間らららクラシックでやっていた・・)、耳がとらえる音と、目がとらえるその様子が、とても興味深いものでした。

こんな贅沢な機会はそうそうあるわけではないですが、とても刺激的な経験。カルテットのコンサートも、これから楽しめそう。
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早速、演奏されたロイスダールカルテットのCDをLINN DSMで聴く!
(竹田)

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