こんにちは。白川です
こちらのコーナーでは、まだ音楽の知識に乏しい私が勉強するために、
お店の中にあるLP盤の中から聴いたものをご紹介させていただきます。
(Instagramではスタッフの聴いた楽曲も紹介していますのでそちらも是非ご覧ください)
弊店で販売中のレコードもどんどんご紹介させていただきますが、
非売品の場合でもLP12を使ってご試聴いただくことは可能ですので、ぜひお声がけください。
ということで第4回の今回は、
Ella Fitzgerald And Louis Armstrongの「Porgy And Bess」です。(弊店にて6000円で販売中)
私はディズニーが大好きなのですが、ディズニーシーには20世紀初期のアメリカが舞台となっている、
アメリカンウォータフロントというエリアがあり、その中のブロードウェイミュージックシアターで公演している
スウィングジャズの音楽を中心にしたレビューショー『ビックバンドビート』というものがあります。
ディズニーで擬似的に体験しているだけで、行ったこともなく映像で見たこともないのですが、
これを聴いて、ブロードウェイで公演しているショーの音源なのかな?と考えておりました。
調べてみると、あながち間違いではなく、「Porgy And Bess」(ポーギーとベス)は、
アメリカの作曲者ジョージ・ガーシュウィンが作曲した3幕9場からなるオペラで、
ミュージカルの先駆け的存在のようで、実際にブロードウェイでも公演があったそうです。
そんな作品をElla Fitzgerald(エラ・フィッツジェラルド)とLouis Armstrong(ルイ・アームストロング)が、
ジャズアレンジしたものがこの盤で、ジャズアレンジ作品の中では一番古い作品だそうです。
ジャズの爽快さもありつつ、しっかりとオペラ要素も残っており、
目を瞑ると舞台の上で繰り広げられている劇が浮かんでくるような一枚です。
(白川)