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有楽町のビックカメラの大画面で流れるApple Watchのコマーシャル。

エレベーターやエスカレーターを行こうとすると階段を行けと時計に引っ張られる。時計が1日の運動量の管理をするみたいなCM。ヘルスケアアプリで心拍数の異常とか、運動が足りていないとかそういう体調管理をしてくれるのだそうです。

すごい世の中になったよなぁと改めて思います。このブログもiPhoneで打っていますが、一人一人が電話を持ってインターネットとつながって、図書館や地図や、健康管理などたくさんの荷物を持っているような感じ。

TVだったか、雑誌だったかでは、1980年代の映画バックトゥザフューチャーに出てきて、話の中の2015年に実際実現したものの特集をしていたことがありますが、映画やドラえもんの秘密道具は、普遍的な願望を描き出しているでしょうから拡大解釈したら、それに近い製品はもう既にきっとたくさんあるのだと思います。

こんなこといいな、できたらいいな。って。

さぁ、オーディオ面ではどうかしら、と思ったりして。
スピーカーから音が出るということ自体、個々に音楽を聴けるということ自体が、何百年か前までは「こんなこといいな」の世界だったでしょうから、ドラえもんの秘密道具にランクインはしてないですが、往年のオーディオファン、特に日本にお住いの多くの方にとっては、「コンパクトにいい音」は切実な願いなのではないかと。

ヴィンテージを扱いながら、時折Vifaの音に驚いたり、あるいはLINN SELEKT DSMのクオリティ、PIEGAやBrodmannの小ぶりな筐体から出る音にサイズどうのこうのを超えて感動したり。

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かつてのNuforce CUBEなど、昔の人はきっと倒れるよ。(ドラえもん)

50年遡って、オーディオが盛んだった時代にこれを持って聞かせたらみんななんと言うのかな。

でもこれまでの歴史があっての今日。

普段は忘れていても、こんなこと考えた時くらいは昨日までの先達に感謝を捧げながら、音楽に耳を傾けます。

(竹田)

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