Legato EYES

「ジョジョの奇妙な冒険」という少年ジャンプで連載されていた(今も?)ながーく続いている漫画がありまして、割と、というか結構好きです。

最初は「気持ち悪い絵ー」と思って、手に取らなかったし、弟の買ってくるジャンプの中でも飛ばして読んでいたかも。
でも、何かどこかでたまたま読んだ話が面白くて、弟の部屋の(何が出てくるかわからない)本棚から探し当てて、その前後を読むうちに最初から最後まで完読、その後も継続して読んでいるのです。
で、その荒木飛呂彦センセ(笑)の、「漫画術」なる本。
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先日本屋でお目にかかって、パラパラめくって、持ち帰りました。
(ちゃんと買って・・・)
漫画を書きたいわけではないのですが、「魅せる」仕事の基本はきっと共通しているのだと思います。
1コマ目に何をもってくるか、1ページ目でどれくらい人を惹き付けられるか、読む気にさせるか・・・これは、Legatoでも同じこと。
見せたいものと背景のメリハリをつけることは、店で何を見てほしいかにつながりますし、
全部をいっぺんに見せすぎず興味を引いて次のページをめくらせることは、また店に足を運んでもらうために全部紹介しすぎない・・・ということと似ています。
仕事への姿勢とか、職種は違っても同じかもしれないですね。
ちなみに、12年くらい前、伊勢丹本館4階にあったKIHACHIで席のあくのを待っていると、
母曰く「ねえ、前の人荒木飛呂彦じゃない?」
20代の私も「荒木だ!荒木だ!」と、母娘2人興奮しつつ、さすがに声をかけられなかったのですが、今となっては残念でなりませんねえ。
もう一つ因むと
漫画は読まないよ、という方は石川さゆりのジャケットでご存知の場合があるかも?

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漫画読まないという方も、だまされたと思って手に取ってみて下さい。
絵の好き嫌いはあるかもしれませんが、結構中毒性がありますから、
これまた慣れてきます。
読み手も頭を使うので、そこらへんのサスペンスより面白いと思います。
荒木飛呂彦にオーディオのこと描いてほしいなあ。
音楽は大好きなはずなんですよね。
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