本日は「読むオーディオ」のご紹介。
菅野 沖彦先生 「レコード演奏家論」
オーディオは音楽を聴くための「装置」ですが、選んで買って接続してただ鳴らすのではない、自分が聴きたい曲を自分が聴きたいように鳴らし、音楽と向きあい、また更に深い世界に入って行く。
そういうことを考えるようになったのは、この本を手にしてからでしょうか。
オーディオ愛好家は、受動的にただ聴いているのではなく、オーディオを演奏しているのだ、という菅野先生の考えに深く感銘を受けたのでした。
オーディオは、手に入れてからが始まり!ということも、思いました・・・。
山口孝先生 「音の匙」 「SACD 101」
音楽に対する情熱あふれる山口先生の実際の体験を綴られた「音の匙」。
素敵な文章で夢のような経験を書かれていらして、大切に語り継いでいきたい「物語」のよう。
SACDで発売されている素晴らしい名盤101枚を集め、それぞれの盤の背景や説明、あるいは聴きどころであったりを先生の視点で書かれています。アルバムのジャケットの写真とともに、一晩に1枚づつ聴きながら読みたい様な、美しく楽しめる1冊。
Legatoで販売致しております。
Legato EYES