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先日インターネットで調べ物をして開いた記事が自分の過去のブログ・・・ということがありました。
ざっと読んだら、3年も4年も前なのにあまりに進歩が無いというか、書こうと思った内容も既に以前書いているし、文章構築(そんなものあったのか?)も一向によくなっていないし、・・・で愕然としました。
やっぱり脳細胞は減って行く一方なんだろうか・・・。

「進歩」と言えば、こんなこともありました。
以前お客さまに貸して頂いた、JAZZ喫茶ベイシー店主菅原さんの「ジャズ喫茶『ベイシー』の選択」。
読んだのは、3、4年前?でした。
先日手にした、同じく菅原さんによる「ぼくとジムランの酒とバラの日々」。
読み進めていたら、どうも覚えのある内容が多かったのであとがきを見てみたら、連載時のタイトルに戻し、再出版されたもののよう。

しかしながら、以前読んだときとは文章の頭に入って行き方が違う・・・。
始めて手にした時も、菅原さんのテンポの良い魅力的な文章に、お腹を抱えて笑うほど楽しんだのです。
(そういう意味ではオーディオのこと物凄く詳しく分からなくても十分面白い。)
先日手に取ってみたら、確かにストーリーは覚えているのですが、その微細な描写に関して、もっと明瞭なイメージがわくというか、オーディオ的に言うなら「もっと実在感がわいて」きて、すっごい面白いわけです。
一介のオーディオ屋の小娘(おばさん?)が何を言うかと怒られそうですが、「わかるわかる!」みたいな。
もちろん菅原さんのようなスゴイことをしているわけではなくて、私レベルのことで大なり小なり試行錯誤とか色々あって、勝手に「同感!」とか思うわけです。
(どう感じようと読み手の自由という・・・)

以前に比べると、音の経験の量が増えて、音楽も当時に比べたら今の方が詳しいでしょう(当たり前)。
それから並木通りの小さいお店の店長をさせてもらって、お客様と直にオーディオの話をすることが増えました。(以前はわからないと即効で男性スタッフまかせ)
どれも時間の経過とともに増えるのは当然と言えばそれまでの話。
ですが、3,4年前より圧倒的にオーディオ好きになっているよね~みたいな・・・。
それが進歩と言うのかどうかは別として。

オーディオ屋さんなのに、まだまだ知らないことはたくさんあるし、発展途上もいいところですが、また1年後とか2年後にこの本を手にしてどう感じるかが、楽しみ!です。
(竹田)

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