自宅には新聞を取っておりませんで、実家に帰ると時々読みます。
TVのニュースやネットニュースで事足りて(本当はどうだかわからないけれど)、困るのは油ものやる時(やらないくせに)とか、雨降ったあとに靴に入れるのだとか、年賀状の版画をぺたぺたやる時くらい。
それはそうと、新聞です。ざっと読んで、折り畳んで眺めていたら、レシピ本の広告が目に止まりました。
本のタイトルは
「魔法のてぬきおやつ」
「・・・悪魔のレシピ」
「気軽に作れる・・・極上おやつ」
とか、
宣伝文句には
電子レンジで作る151品、、
使うのは卵焼き器ひとつ!、、
最短で最高の味、、
伝説の家政婦が教えてくれる、、
など。
どれも出版社は違うのですが、各社似たようなことを、、。
いかに、簡単で手間がかからなくて美味しいと感じられるものが求められているかがようくわかります。
実際自分も「チャチャっと・・・」とか「ワンプレート・・」みたいなの何冊も買っています。
少し前のポテサラ問題ではないけれど、手間かければいいというものではないし、毎日のことだから簡単にできたらいいですよねえ。
でも「簡単に美味しく」って意外と難しいもので、それ、手間暇かけて色々やってきた人だからこそじゃない?などと穿った見方をしてしまう。
だから、できない人のためのレシピなのでしょうが、本を買ったところで結局やらない私はもう買わなくなってしまいました。
(そんななか福音館書店の「おにぎり」の絵本がなんだか気になるけれど)
オーディオも手間暇かけずによい音に、、という思いで発信したりしていますが、自分で色々やって納得するのもまたオーディオなんですよねえ。
今週平日は夏休み頂いてまして、日記まがいのゆるい雑談をお届けすることご容赦ください。
(竹田)