17年ご愛用のLINN NINKAがこの度KLIMAX EXAKTBOXでなんとORGANIK化!!
なんのことやら???
なお話しかもしれません。
まず、NINKAというスピーカーは2ウェイ3スピーカー密閉型のパッシブスピーカー。
ヴァーティカルツイン(仮想同軸)タイプで、細身でスタイリッシュなのに結構な低域が出ますという、大変人気があったモデルです。
写真でわかりにくいかもしれませんが、奥に向かって絞ってあるため、佇まいが良く、よく様々な雑誌でも取り上げられていました。
さて、このスピーカーが、2ウェイ3スピーカーなのですがLINNのモデルの為、スピーカー内部のネットワークをスルーしてアンプ側で帯域分配して各チャンネルごとに駆動することもできるのです。
それで、このNINKA、冒頭にも書いた通りお客様の下に来てから17年居るのですが、その17年の間になんと五変化しているのです。
その進化を辿ってみると・・・
+AV5125(5chパワーアンプ)にて、バイアンプAKTIV(※NINKAはツイーターを挟んだ上下のユニットが同じため、バイアンプによるAKTIV化が可能でした)
+MAJIK6100(6chパワーアンプ)にて、トライアンプ/マルチアンプAKTIV
+EXAKTBOXで、EXAKT化(デジタルのチャンデバにより位相コントロールがよりスムーズに)
+EXAKTをKatalyst DACにアップグレード
+この度、KLIMAX EXAKTBOX ORGANIK導入でデジタルのチャンデバ部がLINN完全自社製DACに
シンプルなパッシブの状態から数えたら今回は第6形態・・シンゴジラと張り合えます・・・。
加えてすごいのが、この上EXAKTサラウンドもしているということ。
ラックに納められた4台をご説明すると
手前上段から下へ
①KLIMAXEXAKTBOX ORGANIK(6chEXAKTエンジン/デジタルのチャンデバ)
②LINN MAJIK6100(6chパワーアンプ)
奥上段から下へ
③LINN AKURATE HUB(ヘッドユニット)
④LINN AKURATE EXKTBOX-I(8chEXAKTエンジン+8chパワーアンプ)
①+②で、LINN NIKAをEXAKT化し、これをフロントスピーカーとして、
③に搭載されたサラウンドプロセッシングモジュールと④で、7chサラウンドを。
(センタースピーカーはバイアンプ仕様に)
サラウンドバックとリアスピーカーはLINN UNIK。
これも残念なことに生産完了していますが、いいスピーカーでした。
ちなみにKLIMAX EXAKTBOXのORGANIK基板はこのような感じ。
NINKA ORGANIKは、鳴らしたてからとてもスムーズに鳴っていました。
奥行広がりも増し、音に深みが出たのではないでしょうか。。。
久々のお伺いで、音のビフォアフターは明確には言えませんが、多分このどこまでも広がる感じはORGANIKによるものだな・・と聞かせていただきました。
鳴る前の期待感と鳴ってからの「おー」という終始ニコニコ顔だったお客様からのレポートを待ちたいところ!?
(竹田)
この後日、頂いたレポートは<コチラにアップ>しました!