今週の2階は、中古品、展示品のスピーカーを色々鳴らしております。
内側からB&W 805 Signature(展示品)、Paradigm Persona B(展示品)、Kharma(カーマ)Ce3.0。
古くからのサウンドクリエイトのお客さまはご存知の方もいらっしゃるはず。オランダのKharmaは、1995年に立ち上げられたハイエンドブランドです。セラミックのユニットを使った、中では小ぶりなトールボーイスピーカー。重さはなかなかです。
今でこそ、MAGICOやYGなどのガチガチのキャビネットは当たり前に存在しますが、キャビネット四角い箱型のスピーカーが主流だった当時としては、Kharmaのキャビネットの作りや重さに耐え得るガッチリしたスパイク、セラミックのユニットはとても珍しかったと思います。
懐かしいKharma、今のLINN DSMのKatalystやORGANIKのDACで鳴らすとどんな音がするかな、このワクワク感、すごく懐かしい感じがします。これってオーディオの醍醐味の一つですね。
期待に応えるKharmaくん。懐かしいけど古くない。定位の安定感、見た目に反して音楽に寄り添った鳴り方。知っている顔と初めて見る表情。Kharmaはその後とっっっても高くなってしまい遠い存在となりましたが、改めて聴くといいスピーカーです。
この対面には、Davone Rithmが。
こちらも当時の技術で、今は作れないキャビネット。これも当時、オーディオのマーケットでは驚きの形状でした。インテリア寄りかと思えば、本格派で、抜けの良い明るい響きは魅力がいっぱいでした。
いずれもとってもお買い得になっています!
(竹田)