先日のイベント「名盤深聴」、ダニー・ハサウェイを聴きましたが、もともとはクラシック党のお客様から、素敵なメールを頂ましたので、こちらにご紹介してしまいます。
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帰宅後、ステレオサウンドを引っ張り出し、再読、復習しました。
1971年といえば私は大学3年生。
大阪の合唱団でバッハのクリスマス・オラトリオを中心に、ロ短調ミサ、マタイ受難曲を練習したり、讃美歌全曲演奏などに参加するなど、歌う楽しみを満喫しながら、同時にエレクトーン教室でジャズやポピュラーを練習していた時期でもありました。
(弊店イベントで)島田裕巳さんや高橋健太郎さんの話を聞いていると、「ゴスペル」という言葉がよく出てきますね。
讃美歌やエレクトーン、雑多、目茶目茶に音楽をやっていたのですが、その経験がなければジャズ、ロックなどの底に流れるゴスペルの味わいはわからなかったかもしれません。
JBL ハーツフィールドは感動する音、PIEGA Master Line Sorce2は美しい音。(5月12日の名盤深聴のシステム)
ノリノリのライブ演奏に、昔を懐かしく思い出しながらそんなことを思いました。
我が家に来たBOZAK、同じアメリカでもJBLとは音の性格が異なります。
しかし、50年代に作られたスピーカーのなんと官能的なこと。
OCTAVE(真空管アンプ)との組み合わせの素晴らしいこと。
しばらくは、ギクシャクしていた音がコンセントタップやアースの改善によりうまくまとまってきました。
大きな音量にしても、そっと、しみじみ鳴らしても音楽がじわーっと立ち上がってきます。
主旋律だけでなく内声部、対旋律の動きがよくわかります。
今朝は、レコードを聴きながら、ベームはがこんなに繊細に音楽を作っていたのか、などと改めて感じたりしています。
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お客様、名盤深聴やオーディオ哲学宗教談義イベントで刺激を受けて、音楽の聴き方、ステレオサウンドのバックナンバーなどの読み方も変わってこられたとのこと。
こういうお話しを聞くにつけ、ますますオーディオのセッティングに、イベントに、励もうと思う竹田でした。