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「弊店のお勧めする正しい接続」でご案内していることの根本には、
・機器の電源は、最終的にすべて1つの分電盤にぶら下がっている
・インターコネクトケーブルで機器同士はつながる
このことがあり、アースループの影響を受けにくくするよう、磁界が起こりにくくするような接続をすることで、
実際機器が持っている本領を発揮させる!というのが目的です。
弊店のお勧めする正しい接続

今回は、ターンテーブルの電源の位置に注目。
以前は、パワーアンプより前にしていたことが多いのですが、場合によって、パワーアンプより後の方が良い場合も!

●接続方法
・機器間(インターコネクト)
LINN AKURATE DSM>>>LINN KLIMAX SOLO: アンバランスケーブル(RCA必須※)
LINN LP12ターンテーブル>>>AKURATE DSM(フォノ内臓): フォノケーブル
※機器は同じシャーシ内に1つでもRCAのInPUT/Out PUTがあったらアンバランスによる回路設計になることが多いです。
バランスケーブルでは信号系のアースがループしてしまうので、絶対RCA接続で!
完全バランス設計はFM Acoustics、Boulderなど一部の製品

・電源、アースのとりかた
2ピン・2芯のタップを使用、1本のパワーレールにつなげることを前提とし、
優先順位を
①プリ(フォノ搭載)
②パワーアンプ
③LP12のモーター電源
の順にとる。
更に、パワーアンプとターンテーブルの電源アースは、浮かしてプリ(この場合はDSM)のアース端子に戻す。

※例えば、弊店取り扱いのThorensやDualなど2ピンのACアダプタになった場合、フォノケーブルと、電源周のアースが繋がらなくなるので、電源(モーター周り)だけは、上記のパワーレールと一緒にせずに、別コンセントから電源供給する。
(モーターなどのノイズをもらってしまうので)

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今回も使用した電源タップは、弊店オリジナルの数珠つなぎのもの。
2ピン・2芯の電源ケーブルに、タップの口は3ピンですが、タップ内のアースバーは外してあるため、電源タップ内でアースループになることがありません。
タップが数珠つなぎになって、機器間の電気的な干渉を減衰させます。
非磁性体のケースを使っているため、電源タップ部で磁界を作ってしまうことも起きにくいです。
(竹田)

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