本店ブログでも書いたことが有るかもしれませんが、以前どこかでこんな話を聞いたことがあります。
ものを食べるとき、視覚的に「おいしそう」と思える方が、栄養の吸収し方が全然違うのだそうです。
お惣菜を買って食べる場合でも、お皿に並べて食べるのと、そのまま食べるのとでは全然違うのだとか。
確かに、昔、ハイキングだとか山へ行って食べるお弁当ってなんだか美味しかった・・・。
きっと、「食べる」ことは味覚だけでなく、全部の感覚が働いているんでしょうね。(当たり前?)
音楽を聴くときも然りなのではないかと、考えてみました・・・。
確かに「試聴」というと、聴覚の集中力が半端なく敏感になるような感じはします・・・。
でも、「音」と「音楽」はもちろんのこと、見た目だとか、空間の心地よさとかで、感じ入り方も違うかもしれません。
心地よさは、もちろんそれぞれ・様々ですが・・・。
でも、反対に音も音楽も素晴らしくて、空気をガラッと変えてくれることもあります。
音は無条件に体全体に入ってくるので、目の前の空気が本当にパリにいったり、ヴィレッジ・バンガードに行ったりするのだから、不思議ですよね。
耳というのは、特別なものなのかもしれません。
私は、音楽を聴きながら料理すると何だか美味しく出来るような気がいたします・・・。
(前もこんなことをかいたような気が・・・)
Legato EYES