TANNOY Autograph モニターゴールド
以前にもご紹介させて頂きましたアトリエ・Je-Teeさんとコラボレーションして国産箱を作成した限定10ペアの最後の1ペアが入荷いたします。
ご存知の通りTANNOY Autographは1953年に第一号機として15インチ・モニター・シルバー同軸型ユニットを組み込んだ家庭用の最高峰モデルとして、同社の創設者の名前を冠したGuy R. Fountain Autograph(オートグラフ)をニューヨークのショーでデビーしました。
設計には同社のチーフ・エンジニアのRonald. H. Rackahm氏があたりました。高域はドライブユニットのコーンをホーンとして用い、中域と低域はそれぞれフロント・ロードデッド・ホーン式と折り曲げ式バック・ロードデッド・ホーンを組み合わせるというユニークな全帯域のホーン・ロードデッド・スピーカーを実現されています。
1958年ごろにオートグラフもユニットが変更モニター・シルバーがモニター・レッドに入れ代わり1967年までモニタ-・レッドの時代が続きますが、その後はモニター・ゴールド、HPDとなっていきます。
TANNOY Autographは今日になってもオーデイオファイルの頂点の一角から外れる事がない心を引きつけているスピーカーシステムです。
≪アトリエ・Je-Teeさんとコラボレーションしたオリジナル国産箱≫
エンクロージャーを作成するにあたり、色々と試行錯誤を重ねた結果、材質はモニターゴルドの時代に英国オリジナル・スタンダードGRFモデルで使われていたバーチ材の合板に着目しました。
この材質はとても硬く響きも良い事で後年になっても多数の高級スピーカーメーカーが上位モデルに採用しています。
そして今回は、このバーチ材の中でも最高級のフィンランドバーチをふんだんに使用して、構造、サイズ、デザインはオリジナルモデルの設計を忠実に再現し完成させました。
ユニットのモニターゴールドは初期型が搭載されています。
ヴィンテージ感を出すようにサランネットは落ち着いたベージュ系で施しており少し立体感のある透かし模様の入った生地を使用しています。
高級のフィンランドバーチを上手く使用でき、これまでのモニターゴールドを搭載したAutographと比べると、より音の輪郭がはっきりとしてハイスピードな楽曲も悠々を奏でます。
またオーケストラの再現性もサウンドクリエイト一押しのアンプであるオクターブアンプ等を組み合わせると、駆動力で申し分ないくらいのスケール感が表現されます。
是非、お気軽にお問い合わせください。
TANNOY Autograph モニターゴールド オリジナル国産箱
価格:2,600,000円(税別)