そもそもの発端・・・
それは、JBLのパラゴンのレプリカ品、「ミニパラゴン」をお持ちのM様の一言でした。
「あれ、かわいいんだけど、ぜんっぜん鳴らないんだよね。やっぱり大きさ的に無理があるんだろうね。」
それを聞いて興味をそそられた当店スタッフが
もしよかったらこちらで調整しましょうか。
→ん・・・このドライバーだと厳しいですね。
→やっぱりねーしかたないよね。
→もしお任せ頂けるなら鳴るようにやってみますが・・・。
→えっ!?ホント?なんなら丸ごとやりかえちゃっていいよ。
・・・という流れで、始まったこの「ミニパラ・プロジェクト」(勝手に命名)。
M様のスピーカーをを調整するにあたり、色々実験が必要ということと単純な当店スタッフの興味で、同キャビネットを3個用意。
まずは店のもので調整を始めました。
3ウェイだった元々のユニットは、使えないということで、ユニット探し。
悩んだ挙句、もしかして・・・とりつけた当店お得意のRFT L6506(フルレンジ)がサイズ的にぴったりはまる上、良さそう!ということで採用。
それに合わせ、ツイーターを数種試し、中で結果の一番良かったSB ACOUSTICS SB25STACに決定。
フルレンジのL6506にこのツイーターで、ひとまずスーパーツイーターはいいモノが見つかるまでナシ!ということで、構成はほぼ決まり、内部の吸音や内部配線を聴いては決めての繰り返しで、出来上がりまで近くなって参りました。(コンデンサは、Jantzen Audio Superior Z 2.2μを18kHzで切っています)
ここまでは、クリエイト本店での出来事。
まずはこの試作品をLegatoで鳴らしてみようと持ちこまれたのが数日前。一昨日の晩設置してならしてみたところ、曲によって鳴きが出るので、再度背板を外して調整!とあいなりました。
・・・さてこの続きはまた来週!
ちなみに、本店での調整の詳細は、サウンドクリエイト・TIMESにて近日掲載予定!
使いこなし