昨日まで夏休みを頂いておりました。
あいにくのお天気でしたが、京都へ旅行に行き、よく食べ、よく飲み、よく休み、リフレッシュいたしました!
皆様も良い夏をおすごしでしたか?
普段より移動時間が多いので、読書も進む。
久々の「積ん読」コーナー。
・日輪の遺産 / 浅田次郎
DVDでも本でもいつもこの時期に、戦争に関するものを手にしているのは、無意識下で選んでいるのか。新幹線で読んでいると、時々本から顔を上げて空に向けて祈る気分。事実の惨さに到底及ばないものだとしても。
・グリーン・マイル/ スティーブン・キング
息抜きで読むスティーブン・キング。映画化されていますが、絶対に本の方が面白い。
・新解さんの謎 / 赤瀬川原平
高橋源一郎のTwitterで紹介されていて思わずワンクリック。昔の本だと途中で知った。新幹線で読んではいけないヤツ。独り笑いが止まらない。言葉の真意を説明するのって確かにかなり細やかな状況説明があった方がわかりやすい。けれども…。
・腕一本 ・巴里の横顔 / 藤田嗣治
藤田の絵は好きでしたが、この人を知れば知るほど、ただ面白い絵、ただ綺麗な絵という感じではなくなってきました。
好きな絵も、初めて知った時から変遷してきたけれど、今は静物の絵が好き。静寂の中に生き生きとした何かを感じます。
・ボクたちはみんな大人になれなかった/ 燃え殻
これも誰かのTwitterで見て、あまりに色々な人が褒めているので手にしてみました。昔の作家に比べたら文章が本当に簡単になったよな…と思いつつ、中々芯をついているというか、意外と爽やかな読後感の本でした。喫茶店でコーヒー飲みながら読み終えられる現代ならではのライトさ。
でも、ちょっと同世代の誰かに「読んでみれば」と、あげたくなる本。